佐渡の翼

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カフェトロワグロ再び(小田急百貨店内)   投稿者:佐渡の翼

2013年03月22日 05時29分27秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記

筆者は、台風が迫り来る昨年9月下旬のとある日、伊勢丹駐車場に愛車を停めた後、地下街へと向かった。すると、閉店した三越アルコット跡地に開店したビックカメラ新宿東口新店前に、サブナードまで続く文字通り長蛇の列が出来ていた。まるで伊勢丹の初売りの時のようである。行列の訳は、ビックカメラ内にユニクロが開店したからである。ビックカメラとユニクロのコラボであるからして、そのキャッチコピーは「ビックロ」!ファーストリテイリングを展開する柳井社長は、「その安さで人々をビックロさせたいから」が命名の理由だと語った。確かに安い!何しろ、普段は1000円の品物が限定品ながら100円で売られているし、ブリーフに到っては10円と言う安さだから、人々が行列するのも無理からぬ話だ。だが、安売り戦略を展開させてばかりでは、いつまでたってもデフレからは脱却できない。フジテレビの報道番組で、「デフレからの脱却策」を問われた、石破自民党幹事長は、「社会保障を充実させて、高齢者が貯め込んだお金を消費に回させる事と、子育て世代の女性達の就労機会を増やし、彼らの消費意欲を喚起する事」と答えた。今時の65歳以上の高齢者の平均貯蓄額は2000万から3000万だと言うではないか。一体、いつの間にそんなに貯め込んだのか不思議だが、老後に不安を覚える人々は、堅実に貯め込み、それらを国債購入などに振り向けて運用しているらしい。「だから、高齢者→金融機関→国→高齢者の間で金が回るだけで、市場には落ちないから景気が上向かない」、と石破氏は説明した。そして、20代、30代の世代で無貯蓄者層の割合が増えているとも続けた。つまり、若造には金が無く、高齢者がしこたま貯め込んでいる構図になっていると言うのだから景気が上向く訳がない。

さて、この日筆者は久しぶりに小田急百貨店内8階にある、カフェトロワグロを訪ねてみた。前回訪問したのは2011年の1月だから、1年8カ月ぶりである。前回訪問時は再訪する気はないと書いたが、1年半も経過すれば多少変わっているだろうとの思いがあった。午前11時10分にお店にお邪魔したが、午後から台風が来るとあって、客の数はまばらだった。筆者は、前菜、メイン、デザートからなるコース料理(2300円)を注文した。前菜には、「セロリのサラダ、胡桃ソース」をチョイスした。松の実なども入っており、非常に上品なお味である。メインには「冷製カッペリーニ(赤貝と海老)」(画像)を選んだ。カッペリーニとは細いパスタを意味するが、ソーメンと大して変らない代物である。バルサミコソースで味付けてあり、トロワグロ流の変化球技だ!デザートは、「ヨーグルトのムースにセロリと林檎のソース添え」である。二度目の訪問だったが、前回同様、可もなく不可もなしと言うそこそこのお味のカフェトロワグロだった。

ビックロ!

前菜

デザート



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