佐渡の翼

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新潟で美味しいと評判のお寿司屋さん(その1)  投稿者:ミシュラン覆面調査員

2007年12月23日 06時29分32秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
暮れも押し詰まった12月のとある休日に、調査員はこの時期にしては珍しく暖かい新潟駅に降り立ちました。タクシーに乗り込み、運転手さんに「新潟で一番美味しいお寿司屋さんを紹介して下さい」と尋ねてみました。「いやあー寿司なんてあまり食べにいかないからわかんないっすよ」「ラーメンならなんとか」、「よくお客さんに聞かれるんですよおー、新潟のホテルで受付の態度のいいとこどこですかあー?なんてね」「そんなこと言われてもねえー、ホテルなんて泊まったことないから分かりませんよ」。

所詮、運転手さんにこの類の質問をすること自体が無意味であると悟った。ネットで「美味しい 新潟 すし屋」をキーワードに検索してみたら、「寿司安」という店名が真っ先に出てきたので、とりあえずそこへ行くことに。

本町通の交差点そばにひっそりと「すしやす」というのれんがかかっているのを発見。控えめに引き戸を引くと、「らっしゃあーい」と威勢のいい声が。しかし忘年会シーズンだというのに、先客は、学校の教員らしき男二人組みと、やせ男と太目女性の若いカップルだけ。テレビからはスポーツ番組の画像が流れていました。小木の栄寿司さんもそうでしたが、店内にテレビが置かれてある御料理屋さんというのは、いつも常連客で賑わってはいるものの、得てしてはずれの場合が多いのです。何故なら、料理がおいしければ、テレビなど見る暇がないはずだからです。

カウンター席とこあがりだけのこじんまりとしたお店です。鮨11貫に巻物が付いた「おまかせ握り、鮨の極み」3,150円なりを注文。安いな!!店名どおりだ。しかし店主が、握る前に、ネタ皿にネタを並べて、いちいち「こうであーで」という講釈を始めるのが少し鼻につきます。店主が説明するたびに、太めおねーさんが「わあーすごおーい」とぶりっこぶるので、教員二人組みが、面白がってちゃかします。店主が「このいかは酢でしめてあり、酢いかと言います。横から見ると波立っているようでしょ」。すると教員が「酢いかと言っても、カードのSUICAじゃないからね」。おねーさんが「このお店の握りはこぶりなんですね」と言うと、店主が「そ、こぶり、でもってこちらがかんぶり」と合いの手を入れます。

調査員の身なりが地元の人とは明らかに違うのを目ざとく見つけた店主が「お客さんどちらから?」「東京です」。「ほおー、はるばる東京から。温泉かなにかに入りに来たの?」「そそそそそおー」と答えた。とてもこれから「佐渡へ行くんです」といえるような雰囲気ではありません。おやじが目の前で握りながら見張っているので、残そうものなら、張ったおされそうな感じです。おやじの問いかけに適当に相槌を打っていると鮨が出来上がりました。このおまかせ握りのメニューには「佐渡の一番寒ぶり」が入っていなかったので、追加で寒ぶりを一貫注文しました。

太めおねーさんカップル達も同じメニューを注文し、鮨が出来上がるたびにすぐに口に運んでいましたが、調査員は写真撮影のため、全てができあがるまで待っていました。すると隣の教員が、「そんなに待っていると鮨が乾いちゃいますよ」と言うと、おやじがすかさず「きちんと江戸前の仕事がしてある鮨は乾かないんです!そこが回転寿司と違うんです」とぴしゃり。太めおねーさん達は盛んに「美味しい」を連発しながら寿司をほおばっていました。

その2に続く。
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