大分のさだまさしファンの独り言

大分に住んでいるさだまさしさんのファンです。所有のアルバムなどを紹介しながら不定期に思い出などを書いていこうと思います。

さだ-1 本戦 第二ブロック

2010-04-08 20:30:32 | さだ-1(サダワン)

さて今日からほとんどの学校で新学期。
社会人のみなさんも新しい会社になれましたか?
さだ-1もいよいよ終盤です。
私がさぼったせいもあるんですが、予想外の時間がかかりましたが、何とか次のアルバムまでには終わりそうです。
今日は、ベスト16の半分が決まります。
今日の組み合わせです。

⑫―「風のおもかげ」(向い風)
⑬―「おもひで泥棒」(ソフィアの鐘)
⑭―「ADVANTAGE」(おむすびクリスマス)
⑫と⑬の勝が⑭と戦いベスト16E
⑮―「風待通りの人々」(凛憧)
⑯―「夢唄」(流星雨)
⑮と⑯の勝がベスト16F
⑰―「うつろひ」(黄昏迄)
⑱―「夢百合草」(瑠璃光)
⑰と⑱の勝がベスト16G
⑲―「ほのぼの」(残照)
⑳―「夢回帰線Ⅱ」(水底の町)
⑲と⑳の勝がベスト16H

では、始めましょう!

本選 一回戦第五試合
⑫―「風のおもかげ」(向い風) VS ⑬―「おもひで泥棒」(ソフィアの鐘)

⑫―(向い風):さださんの曲をファンとしてリアルタイムで聴き始めたのは、高校からなので、前作のアルバム夢の轍からでした。
その前作と比較するとアルバム一曲目の印象からして違います。前作の微熱と違い、この代表にもなった向い風は曲そのものが非常に聴きやすく、いわゆる「良い曲」と言えるものです。
また当時の人気お菓子のCMソングになった割には広がりもなく(笑)、またさださん自身もシングルカットなどしなかったため、周囲でこの曲を知る人はほぼ皆無でした。
尤も時期的に理由はともかく(苦笑)、ライブ活動が活発だった時期でメディアへの露出は今より少なかった感じです。セールス的な全盛期を79~80年とすると、このアルバムのでた83年は北の国からなどで知名度はもちろんあるものの、安定期に入った時期かも知れません。
また安定といえばさださんが結婚して最初のアルバムということで内外ともに安定していた時期です。まあ例の借金は別にして(笑)。
常に待ちである割には芯の強い女性がいて、アホな男性は見透かされていることも知らないで騙そうとしている。誰も幸せになっていないそんな瞬間って時々ありますね。まあ私の場合恋愛系では皆無ですけど(汗)。

⑬―(ソフィアの鐘):おもひで泥棒は本来他の歌手に提供した歌を集めるというコンセプトで作られたようです。要は私花集と同様ですね。その試みが成功したかどうかはともかく、私が大分に帰ってきた年のアルバムで正直をいうと、今考えればさだ歴25年中珍しいことだけれども、さだまさしのアルバム所ではない、という時期でした。
もちろんファンをやめたとか熱が冷めたのではなく、あるじゃないですか「それどころではない」って時期です。プライベートで大きな時期になると音楽とか趣味はぶっ飛んでしまうんですよね。よってこのアルバムも、そして選ばれたこの曲も知ったのは発売日から少しというかかなりずれています。ある日たまたま本屋に寄ったら新譜として並んでいた、と。で、そのことすら気づかなかった自分の余裕のなさを責める、と。
別にこじつけているわけではないのですが、この対決も別れの歌対決ですが、今度は男目線です。しかもクリスマスソングにもなっています。アレンジと曲調がシンクロしている成功パターンだと思います。

結果:⑬―「おもひで泥棒」(ソフィアの鐘)
寸評:これは迷ったんですよ。かなり。ただ90年代のさださんの曲の中で好きな曲なのでつい・・・

本選 一回戦第六試合
⑮―「風待通りの人々」(凛憧) VS ⑯―「夢唄」(流星雨)

⑮―(凛憧):正直をいうとですね、82年から89年までというのは私のさだ熱中時代第一期でして、若い女の子が箸が転がっても笑うように(試したことないけど)、この期間にでたアルバムは聴くと無条件で必ず当時の風景を鮮明に思い出してしまうんです。
よって、サッカーやボクシングの試合で地元開催の方が若干有利なように、その思い出の分が加点されてしまうわけです。このアルバムだって一曲目の「夢と呼んではいけない」のピアノイントロが流れてくるだけでもう…。
そんな中でB面(当時)の序盤のこの曲は、花嫁の男親の切なさが如実にしかも、「親父の一番長い日」などのような派手さを持たずじっくりと伝わってくるのです。とりわけ二番はやばい訳で。もし近々娘さんが嫁ぐお父さんが聴いたら涙で晩酌の焼酎の量が増えること必至ではないか、と。

⑯―(流星雨):アルバム自体はですね、テイチクへ移籍した第一弾ということで、さださんの意気込みみたいなものは伝わってきますが、どうしても地味なアルバムの一枚になってしまいます。
またこの辺りから「幸せブギ」のような世相を斬ったり、不安、苛立ちみたいなものをストレートに反映した曲がでてきた気がします。
その中でこの曲は突出している気がします。コンサートでも映えるでしょうし、一人で夜中に明かりを消して聴いてもいい感じでしょう。それほどオールマイティな感じの曲です。誤解を承知で言えば、ミレニアムに向う中でこのテイチク時代の数年間はアルバムの時代ではなく、曲の時代であった、と。そんな気がします。
とはいえ、テイチク時代にジャケットやライナーノートをそのままで廉価版で復刻したのは素晴らしいことだったと思います。さださんと同じ位のアーティストでももうオリジナルアルバムが廃盤で手に入らなくなっている人は存外多いんですよね。

結果:⑯―「夢唄」(流星雨)ベスト16決定!
寸評:アルバムの印象なら前者、曲のインパクトなら後者でした。で結局企画の主旨でこうなりました。これも悩んだ結果です。

本選 一回戦第七試合
⑰―「うつろひ」(黄昏迄) VS ⑱―「夢百合草」(瑠璃光)

⑰―(黄昏迄):高校時代に狂ったように聴いていたアルバムで、今ほとんど聴かなくなったアルバムです。理由は不明ですがおそらく尋常でないくらい聴いたからだと思います。ちょうど10周年記念コンサートをやっていた頃に好きな曲アンケートをすればかなりの確率で上位に入っていたはずです。
「片おしどり」のように亡くした人を思いやる曲で、何といってもアレンジの美しさは絶品で、この曲と交響楽の編曲だけでも服部克久さんの実力が分かろうというものです。今は亡き羽田健太郎さんのイントロのピアノを聴くと今でもドキッとします。
それが終盤のエレキギターと相まっていくわけで、正直コンサートのアレンジよりもこのアルバムのアレンジが大好きです。

⑱―(瑠璃光):さださんのオリジナルアルバムの中で唯一の紙ジャケ仕様で、正直個人的には保存の関係で私はこれが苦手です。どうしても汚れがひどくなるので。で、ビニール袋に入れて保存すると開封が一々めんどくさい、と。結局余り聴かなくなってしまう、と。
そんな中で、この瑠璃光はライブで映えるだろうということ、また飛梅、まほろば路線であることですぐにパソコンに取り込みました。(聴きやすいように)
ところで、これは余談ですが、こうした曲のような神社仏閣で愛を語ったり恋に破れたりすることが今この世の中であるのでしょうか。私は母体数が少ないので…(以下略)。

結果:⑰―「うつろひ」(黄昏迄)ベスト16決定!
寸評:この曲はやはり時代を超えても別格で、しかもとても美しい。そういう意味では服部克久さんの勝利でしょうかね。

本選 一回戦第八試合
⑲―「ほのぼの」(残照) VS ⑳―「夢回帰線Ⅱ」(水底の町)

⑲―(残照):ほのぼのというアルバムではっきりと石川さんをしった事は何処かで書いたような気もするけれども、逆にいつもの渡辺さんのアレンジが見られなかったので実は最初はあまり好きなアルバムではなかったのです。
ところが、いざちゃんと聴いてみると曲そのものの力はかなりあるものが多く、また石川さんのギターのアレンジが結構あってるものが多く、かなりの時間差を以て好きなアルバムになりました。
予選でも結構迷いまくってこの「残照」を選んだわけですが、今聴いても切なくなる曲です。男女の違い、というと短絡的ですが、いざとなった時の男の未練はどうしようもないな、と思ったりもします。と同時にそんな未練が出るような恋をしていない自分が悲しくて…(いつもの落ち)。

⑳―(水底の町):夢回帰線Ⅱは「夢回帰線」の続編という面と、当時のステージバンドの亀山社中で作るアルバムという面を持っていました。そうであるから当時のファン特にステージが好きなファンの評価も得た感じがします。
それなのに、選んだ曲がギターだけの「水底の町」なのは、やばい気もするんですが(笑)。でも何度聴いても故郷の風景、なくしてしまった日本の原風景を感じて懐かしい気持ちになれます。
私の実家のように、ド田舎過ぎて開発されないで残ってしまうのは結果として良かった気もします。それでも過疎化が進み空き家ばかりになった集落をみると辛くもあります。

結果:⑳―「夢回帰線Ⅱ」(水底の町)ベスト16決定!
寸評:これは迷いました。本戦で一番時間がかかりました。アルバムのライナーを読み直したりもしました。くしくも予選でも私の独断で勝ち上がり、世間の評価とややずれた曲同士だったのもそうなった原因かもしれません…。今日のところは…

本選 二回戦第四試合
⑬―「おもひで泥棒」(ソフィアの鐘) VS ⑭―「ADVANTAGE」(おむすびクリスマス)

⑭―(おむすびクリスマス):こういう言い方をすると語弊があるかも知れませんが、ADVANTAGEは曲そのものよりもアルバム全部が特殊であり、それをばらすことは難しいのではないかと思います。
勿論、この企画自体を否定するようなことは言いたくないのですが、それほど不思議なアルバムです。曲そのもののインパクトはそれほどでもないのに、好きなアルバムを10枚選ぶとかなりの確率でいつでも入る、そんなアルバムです。
ですから、その中の1曲ということで勝負させることがフェアかどうかについては意見が分かれると思います。っていうか、個人のブログのこんな企画でフェアもアンフェアもないんですが(滝汗)。
狙ったようですが、やはりクリスマス対決(本当に偶然です)。

結果:⑭―「ADVANTAGE」(おむすびクリスマス)
寸評:最後に出てくる自分の子供が勝因でしょうか。昔の恋を回顧しながら、現在の幸せをも描いていて辛くない、ほんのりと幸せになる曲です。

ということで、さだー1本選ベスト16の5~8枠目が以下のように決定いたしました。
E⑭―「ADVANTAGE」(おむすびクリスマス)
F⑯―「夢唄」(流星雨)
G⑰―「うつろひ」(黄昏迄)
H⑳―「夢回帰線Ⅱ」(水底の町)

では、次回、第三ブロックでお会いしましょう!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿