大分のさだまさしファンの独り言

大分に住んでいるさだまさしさんのファンです。所有のアルバムなどを紹介しながら不定期に思い出などを書いていこうと思います。

Sada Pedia 15 夢百合草

2013-01-04 18:20:10 | SADAPEDIA

みなさん新年あけましておめでとうございます。

2013年が皆さんにとって良い年であることをお祈りしております。

さて、昨年急に復活したと思ったらブログ終息前最後の企画をなんとか頑張っていこうと、新年に誓った(?)のです。皆さん、今年もこのとぎれとぎれのブログよろしくお願いします。

さて年末をまたぎ懺悔の連投も4連目。本日はこちら。

夢百合草  (02.2.27)



1、夢百合草 2、非因果的連結 3、春待峠 4、君の歌うラブソング 5、勇気凛凛 6、岬まで 7、ミスター・オールディーズ 8、September Moon 9、瑠璃光 10、小さな手

①ヒット:C
シングル曲があり、ヒットしていればA、していなければB(ただしほぼ知名度なしならC)、シングル無しならC

②コミカル:B-
関白宣言、関白失脚、雨やどり、私は犬になりたいなどのコミカル系があるか?
③国風:A
飛梅、まほろば、修二会などの日本の文化、建造物などの曲があるか?
④恋愛ソング:B
いわゆる恋愛ソングが多いかどうか?ちなみにさださんの場合皆無のアルバムは無いです。
⑤社会性:A
前夜、空き缶と白鷺、遥かなるクリスマスなどの社会的な曲があるか?またその程度により分類

このアルバムは紹介ページでも書いたとおり、前作からの間隔が長い部類のオリジナルアルバムになります。ファンの期待も(おそらく)高かったはずです。
まずはシングルCDはあるのですが、ヒットとは言えず、知名度も高くありません。
ただし、さだ好きにはたまらない要素がつまったアルバムとも言えます。

まずは、アルバムでも屈指の個人的な好みの曲「瑠璃光」。これはまほろばや飛梅のテイストの曲と言えます。さらには、この年あの9.11テロがあり、それを素材にとったSeptember Moonがあり社会性も十分です。かつラブソングにもなっていますので、さださんお得意の余韻をのこす曲と言えます。
さらにコミカルでB-になっているのは、「勇気凛凛」が関白宣言のアンサーソングとも言えるからですが、いわゆる様式美(1、2番で笑わせて、3番でホロリとさせる)とは少し違うからです。ただし少なくともシリアスとは言えないので、B-にしました。

さださんが好きな状態でこのアルバムを聴くと、1曲目の「夢百合草」の最初の「間違ってなどいないからねと」の部分で掴まれるでしょうし、2曲目の「非因果的連結」は倉田信雄さんの作曲になっていて非常に渋い出来です。また暖かい曲あり、軽い曲有り、バラードっぽい曲有り(最後の「小さな手」は自分症候群の「夢一匁」と同じ匂いがする曲です)とバラエティに富んでいます。

ようはさださん好きならまあ嫌いにはならないアルバムだろうとは思います。では今企画の大元である「さださん開拓の最初の1枚」としてどうか?になると、やや地味な感じになるかもしれません。地味といって悪ければラジオでふっと流れてきたきたときに「あっ、今の曲いいな。曲名知りたい」と来る類の曲がないとでも言えばいいでしょうか?

聴き込んで味わいがます、そういう曲数々になっている感じがややします。思えば90年代以降、特に後半、その傾向が増えている気がします。よく言えば玄人的な、悪く言えば内輪的な感じになっていて、そしてこれがまた重要だと思うのですが、私をはじめとしてファンの多くがそれに甘んじている気がします。

尤も「じゃあ売れればいいのか?」とか「さださんだってチャレンジしてる」という意見には異を唱えるつもりはないのですがね。

そういう意味では、さださんの曲に興味が出てから聴くとしみるアルバムだとは思います。
そうすれば、飛梅にしびれた人は「瑠璃光」を、遥かなるクリスマスが好きな人は(少し刺はないですが)「September Moon」を、「命の理由」のように穏やかなバラードが好きな人は「小さな手」を、などと様々な切り口で楽しめるはずです。

ランキングです。
1位「風見鶏」
2位「夢ばかりみていた」
3位「夢回帰線Ⅱ」
4位「私花集」
5位「おもひで泥棒」
6位「あの頃について」
7位「家族の肖像」
8位「ほのぼの」
9位「日本架空説」
10位「帰去来」

ん~~~~

考えまくった末、10位の帰去来との比較で判別しました。
要は帰去来と夢百合草のどちらを人に勧めるべきか(ってか勧めなくていいんですが:苦笑)。今回は10位に勝てずということで・・・

このアルバムのファンの方すみません。平均点は高いけど突出した感じがなかった感じでしょうかね。

あすもやります(多分)。


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