いつもの朝6時半。
サダ「モモ、散歩行くよ〜」
この言葉にモモは自分のベッドから飛び降りてついて来ました。
あれっ!階段から降りようとしません。
「モモどうしたの?」
尻尾振りながら私の顔を見ています。
最後の力を振り絞って散歩に行くつもりだったのでしょう。
でもそこから動こうとしません。
心臓がドキドキ、動きが激しい。
「お父さん!モモが又おかしいけどいつからかな?」
「そう言えば俺たちの部屋に来なかったな。」
毎朝寝室に来て散歩を待っているんです。
私の顔をずっと見ています。
抱っこしてもグッタリ。
1ヶ月前の発作と似ています。 その時は2日間で元気になったので
朝食が終わったら病院に行くつもりでした。
あれっ、モモベッドからテーブルの下に移動してます。
食卓のテーブル下はモモの落ち着き場所です。
モモの様子を見に行きました。
「モモ〜」
わっ!
瞳孔が開いているのが分かりました。
「お父さん!大変!」
「モモ〜ッ」
息をしていません。まだ暖かいです。
主人は必死で心臓マッサージしました。
モモが死んだ〜😭
それからが大慌てです。
どうしようどうしょう😵
子供達に電話しました。皆、ユーゴやリリちゃんも来てくれました。
取り敢えず病院に電話。運悪く休診日でした。
埋葬センターを探さなくっちゃ!
ディーラー社長の犬が数年前に亡くなった事を思い出し、火葬場を教えて貰いました。
モモの顔を見ると涙が止まりません。 犬の死がこんなに悲しいとは思いませんでした。
最後迄私の姿を悲しい目でずっと追っていた顔が目に焼き付いています。
その時、まさか死期が近づいていたなんて。。
家族の一員として12年間一緒に生活している中で、毎日のウォーキング習慣はモモのお陰でした。
賢い犬でした。
でも私達の躾が悪くて、散歩中前から来る犬に吠え、
自分より目下の息子達、モトシさんには吠えて抱けと要求したりとイライラする事は多々ありましたが、側にいないとなると寂しいものです。
犬年齢12才は人間では64才。
小型犬は心臓が悪くなり、突然死するから注意を。と言われていましたが、
病気持ちではあってもこんなに早く亡くなるとは思ってもいませんでした。
埋葬センターは佐土原の奥の寂しい場所にありました。
約1時間で小さな骨になって出てきました。
安らかに旅立ってくれモモちゃん。
途中から雨が降り出しました。私の涙と共にお天とう様も悲しんでいるみたいでした。
★最後のお別れをしました。