人生すべてが「やってみた」

「やってみた」人生を自叙伝にして出版します。
幻冬舎の舘野晴彦取締役が好きです。よろしくお願いします。

◎全裸な男たち

2017年07月15日 | TV、映画等
「ネイキッド」というミュージカル、聞いたことありますか?
出演者がすべて男ですべて全裸、記憶が確かなら、「オフオフブロードウェイ」だったと思います。
「全裸」は、芸術作品として認められているもので、そう刺激のつよいものではなく、作品としてはまあそうおすすめでもないのですが、私がまず日本で、この演目のチケットだけを押さえて行ったことがお笑いなのです。

ニューヨークの入国審査場で聞かれたことが、
なぜなのかは知りませんよ。そんなこと審査官のマニュアルに書いてるわけない。
入国審査官の「趣味」で「偶然」だったのだとは思うけれど、
「なぜ夫と一緒に来ないのか」
ということでした。ネチネチ聞かれました。知ったこっちゃない。そんなことあなたに言わないといけませんか? 既婚者で一人で来る女性はゴマンといるでしょうに、と心の中ではつぶやいていましたが、表向きは適当に穏便に答えていたと思います。
次に彼が聞いてきたのは、
「こちらで何をするのか」でしたが、
私はスペシャルビザを持っていなかったので、「仕事」とは言えませんでした。
実際、仕事が決まってあるわけではありませんでした。
なので、よくある質問と回答にしたがい、
「観光」と答えました。
本当は「観光」なんてするつもりはないのですよ。
望んでいたのは「永住」だし、自由の女神の「像」には皆目興味がなくて、自分が自由の女神になりたかったわけです。

でも「観光」と答えたせいか、
「チケットを持っているか?」と彼は問うたのです。意味がわかりません。違うとわかっていつつわざと、「フライトチケットですか?」と聞き返します。「いいや、ミュージカルチケットとか、あるだろう。見せろ」と言うのです。私が見せられる所持チケットは一枚しかありません。もっともっとたくさん、ライブにも行くだろうしミュージカルも見ることになるでしょう。けれどもそのとき手にしている見せられるチケットは、「ネイキッド」しかなかったのです。仕方ない、見たいのなら見ればいい、とチケットをまるで服を脱ぎ捨てるかのように渡します。すると彼はまた、服を脱ぎ捨てた人を見るかのように頬を赤らめ、顔を背けながらチケットを私に突き返すではないですか。
「もういい、行け」
というゼスチャーをして見せられました。顔パスならぬ、「ネイキッド」パスだったのです。
「ネイキッド」の威力おそるべし。
違うか。
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きいて!きいて!
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