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PKKは去っても地雷は残る

2013年05月04日 | 国内
5月4日 1日、2人のトルコ兵士ムスタファ・アルタンさんとイブラヒム・オズクドゥルさんがトルコ国境で地雷爆発のために死去しましたが、トルコ東南部に残る地雷の危険が注目されています。紛争はおさまっても、国境周辺の村に帰るのは危険があると、NGOも警告しています。

 Hurriyet
東南部の村で地雷や爆発物を探す兵士たち


兵士の死去で地雷に注目が集まりましたが、トルコ領土内に100万の地雷が埋まっているというのです。コワッ!
テロリスト集団PKK(クルド労働者党)が埋めたものですが、クルド系政党BDP(民主平和党)によると、トルコ軍が埋めたものもあるそうです。

国際的に対人地雷を禁止しているオタワ条約で「対人地雷の使用・貯蔵・生産および移譲ならびに廃棄」に関して規定されているのは、皆様ご存知の通り。トルコは2014年3月1日に条約を批准するために、それまでに全土をクリーニングして、地雷を廃棄しなければなりません。

BDPのセラハッティン・デミルタシュ共同議長は「地雷はだれにとっても危険だ。PKKが停戦し、撤退を決めたら、地雷の処理は双方の義務だ」などと、エラソ~に言っていますが、PKKが「地雷を埋めて悪うございました」と除去に来るはずはありませんから、トルコ軍が危険をおかして除去するよりないのでしょう。

「PKKが地雷を埋めた場所を覚えていて、指摘すれば、人命の安全のために大きなステップになる」とデミルタシュ議長は言っていますが、テロリストがいまさらそんなことするはずないじゃん。

「地雷の撤去処理は通常、軍の参謀長の責任下にあるので、私たちはいちいち問い合わせなければならないのです」と、地雷撤去のNGOで働いているムテベル・オーレテンさんは言っています。

トルコは2006年、300万個近い対人地雷を備蓄していましたが、2011年までにそれを廃棄したそうです。
それでも、2011年以後、トルコで1269人がPKKの地雷で死に、5091人が負傷しています。


ボスフォラス海峡で濃霧のため客船が衝突。軽傷者のみ

5月4日朝、濃霧のため、ボスフォラス海峡で2隻の客船が衝突しました。負傷者はツーリスト1人を含む3人で、みな軽傷。
「イスタンブール・シーバス」とIDOが運営する“カラミシュ”フェリーに、個人経営のデントゥル・サライブリュヌが所有する船が衝突したのです。

 Hurriyet
5月4日、濃霧がボスフォラスの視界を妨げました


公共のフェリーはアジア側のカドキョイとヨーロッパ側のエミニョニュを結ぶ最も混雑するルートのひとつを走行中でした。
デントゥルの船“エルデム・カラデニス”号は、ボスフォラスのヨーロッパ側カバタシュとマルマラ海の“皇子たちの島”を結ぶルートを走っていました。この船はダメージを受け、カバタシュに戻りました。

IDOのフェリー上では、衝突のショックの前にサイレンが鳴りはじめ、乗客は後方へ逃げました。
衝突後、フェリーは無事、船着場に到着しました。多くの乗客がツイッターで、船内で起こったパニックや、大きな事故になるのではという恐怖を語っていました。

事故後、フェリーは天候が回復するまで、運行を停止しました。


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