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エ大統領が米国に、エルサレム問題の誤りを正すよう要請

2017年12月24日 | 国際
12月24日 エルドアン大統領が、23日、エルサレムをイスラエルの首都と認めたアメリカに、その誤りを正すよう呼びかけました。

 Hurriyet

「私はアメリカ政府に、国連総会の決定に従って、エルサレムに関する誤りを、ただちに正すよう要請する。誤りに固執して、緊張をより高めることは、だれのトクにもならない」とエルドアン大統領は、シュルナク県で開かれた公正発展党(AKP)の会議で語りました。

「アメリカとイスラエル政府の挑発的なスタンスは、中東の狂信的なテロリスト組織を喜ばせるだけだ」と、エルドアン大統領は言いました。国連総会のまえに、エルドアン大統領は、トランプ大統領の脅しを批判し、金や脅迫で成果を上げるのはむずかしいだろうと言いました。トランプ大統領は、国連総会でアメリカに反対する票を入れた国々には支援を止めると警告しています。

「彼らは何百万ドル、何十億ドルを受け取りながら。アメリカに反対する票を入れた。よろしい、われわれは見守っていよう。反米票を入れればよろしい。わが国は金を払わないですむ」と、トランプ大統領は、12月21日、ホワイトハウスで記者団に語りました。


「ギリシャが占領している18の島を取り戻す」CHP党首

最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール党首が、12月23日、エーゲ海の島々に関するギリシャの防衛相の発言に反撃し、2019年には“ギリシャに占領されている”18の島を取り戻すと言いました。

 Hurriyet

「ギリシャの防衛相は“取りに来い”と言った。ギリシャはキプロス島について、“取りに来い”と言ったのだから、私は18の島々を取り戻しに行く」と、クルチュダルオール党首はコジャエリの集会で語りました。

エルドアン大統領は12月11日、ギリシャを訪れましたが、“占領されている”18の島については問題を提起できませんでした。CHPのクルチュダルオール党首がこれを批判したため、エーゲ海の島々に関する議論に火がつきました。

「占領されている18の島の問題を、大統領はなぜ話題にしなかったのか? ギリシャはローザンヌ条約の第12条と第18条を明らかに侵害している。これらの島々には、1万3000のギリシャ軍部隊と5000の分隊がおかれている」とクルチュダルオールは言いました。


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