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シャンルウルファで車爆発テロ。子供を含む2人死亡、15人負傷

2017年02月18日 | 国内
2月18日 17日、南東部シャンルウルファ県ヴィランシェヒル地区で、判事・検事の宿舎近くで、車爆発テロ攻撃があり、11歳の子供1人を含む2人が死亡し、15人が負傷しました。

 Hurriyet

テロ攻撃は午後8時頃起こり、多くの警察車と救急車が現場に集まりました。11歳のアフメト・オクタイ・ギュナク君は、家の外で飼っている猫に餌をやるために外に出ていたと、父親のムスタファ・ギュナクさんが語りました。地域の警備員イブラヒム・ケテさんもなくなりました。彼は瓦礫の下で見つかりました。

爆発の轟音のため、しばらく聴覚を失っていた人もいました。知事はクルド労働者党(PKK)の仕業だと言っています。攻撃後、26人が拘束されました。シュレイマン・ソイル内相、ファルク・チェレキ食料・農業・畜産相、ベキル・ボズダー法相が現場に視察に訪れ、負傷者を見舞いました。

「駐車している車に気づいた警備員が銃を持って車に近づいたそのとき、車が爆発し、警備員は死亡した」と、ソイル内相が記者団に語りました。「近隣の14戸の建物が被害を受けた」


「トルコ情報局がCIA長官とFETOについて討議した」エ大統領

 トルコの国家情報局(MIT)が、CIAのマイク・ポムペオ新長官と、フェトフラー・テロリスト組織(FETO)について会談したと、エルドアン大統領が言いました。FETOは2016年7月の未遂クーデターの首謀者と考えられています。

 Hurriyet

アメリカのトラムプ大統領との電話について尋ねられた、エルドアン大統領は、とくにFETOに関する支援を要請したと答えました。「会談で私は、FETOに関する支援を要請した。トラムプ大統領は“この問題を詳しくフォローし、必要な命令を関連部署に出す”と言った。トラムプ大統領はまた、この問題に関して、CIAのポムペオ長官をトルコに送ると言った」と、エルドアン大統領は、バーレーン、サウジアラビア、カタール訪問の帰途の機内で、記者団に語りました。

トルコは在米イスラム説教師フェトフラー・ギュレンの送還を要請しています。彼は現在、ペンシルヴァニアに住んでいます。トルコ政府はギュレンに関する書類をアメリカに、1度ならず送っています。トラムプ大統領は、書類をポムペオ長官に渡したと言ったと、エルドアン大統領は言いました。

「トラムプ大統領との電話の2日後、実際、CIA長官が初めてトルコを訪れた。私は彼を歓迎し、この問題について話し合った。私は長官に、2016年7月になにが起こったか話した」と、エルドアン大統領は言いました。「MITとポムペオ長官の間で、さらに話し合われている」

「われわれは長官との話し合いの成果を待つ。アメリカ大統領は、電話会談で、近いうち面談いたいと言っていた。アメリカ大統領との話し合いで、より多くの成果が得られると思う」とエルドアン大統領は言っています。


「テロに情けは不要」とトルコ外相がケルンで発言

テロに寛容であってはならないと、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相が、2月16日、ミュンヒェンの安全保障会議で言いました。

 Hurriyet

「テロに対して具体的行動を期待するのは、わが国の権利だ」と、「ケルン欧州トルコ民主連合」が催した会合で、チャヴシュオール外相は言いました。「われわれはテロに関する問題で怠慢であってはならない」

ドイツのメルケル首相はアンカラを訪れ、ドイツはギュレン運動の逃亡者の送還を求めるトルコの要請に関して努力していると語りましたが、チャヴシュオール外相の発言は、これをフォローしたものとなりました。メルケル首相はエルドアン大統領との共同記者会見で、ドイツは手順を踏んで対策をとるために証拠を必要としていると言い、裁判所がトルコから送られた最新の証拠を検討していると付言しました。

ギュレン組織のメンバーの送還要請とともに、トルコ政府はドイツに、ドイツにいるクルド労働者党(PKK)のメンバーに対し、より強い対応をとるよう望んでいます。チャヴシュオール外相は、ボンでのG20外相会議に出席した後、安全保障会議のため、ミュンヒェンに向かいました。


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