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トルコとドイツが「関係改善のためには対話が必要」で合意

2018年01月07日 | 国際
1月7日 トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相が、1月6日、ドイツのジグマール・ガブリエル外相とともに、両国間の“難問と意見の相違”は、対話と協力によって解決されるべきだと言いました。

 Hurriyet
ドイツ・ゴスラーの「皇帝居城」で記者会見中のトルコのチャヴシュオ
ール外相(左)とドイツのガブリエル外相。


「私たちはいくつかの問題で意見の相違はあります。両国の関係は緊張していましたが、これは対話によって克服できると思います。相互の対話と純粋な協力によって、両国の関係は改善できると、私たちは信じています」と、チャヴシュオール外相はガブリエル外相との記者会見で語りました。

両外相の会談は、ドイツ中部ゴスラーの「皇帝居城」で行われました。ガブリエル外相がトルコ外相を、彼の故郷の町ゴスラーに招いたのです。昨11月には、チャヴシュオール外相が彼の故郷のアンタリヤに、ガブリエル外相を招待しています。

「私たちはここで、アンタリヤと同様のすばらしい雰囲気の中で、両国の関係改善の可能性を考えるチャンスを持ちました・・・ガブリエル外相も言ったように、私たちはあらゆる問題について同意見である必要はありませんが、意見の相違はとりあえずカッコに入れて行動するほうがよいでしょう」と、チャヴシュオール外相は、1月6日、言いました。

両外相は、一連の論争で厳しくなった両国の関係を改善するために、できることはなんでもするということで合意しました。ガブリエル外相はまた、第2次大戦後のドイツの再建に、トルコの出稼ぎ労働者が果たした役割や、ナチ時代にドイツの難民をトルコが迎え入れたこと、どいつには300万人強のトルコ人社会があることなど、両国の歴史的関係を指摘しました。

両外相はまだ、意見の差異があることを認め合いました。チャヴシュオール外相は論争の要点のひとつは、トルコがEUに加盟できるか否かの評価にあると言いましたが、口調は穏やかなものでした。記者会見後、ガブリエル外相は、彼の賓客を、世界遺産になっているゴスラーの中世の旧市街の散歩に誘いました。


2017年、トルコの空港の乗降客が増加した

1月6日の運輸相の発表によると、2017年、トルコの空港を利用する乗客数が、前年に比して11%増加しました。

 Hurriyet

アナドル通信のデータによると、昨年、トルコの空港を利用した乗客数は1億9300万に達したそうです。国際線の乗客数は、2017年、前年より17%増え、8350万人に達しました。2017年、国内線を利用した乗客数は1億960万人で、前年に比して7%の増加でした。

トルコの空港を利用した航空機は150万機で、これは前年い比して3.2%の増加です。2017年11月の空輸貨物の総量は2016年に比して10%増加し、340万トンに達しました。

トルコの国家空港総局によると、トルコで最も発着数の多い空港は、イスタンブルのアタテュルク空港とサビハ・ギョクチェン空港で、2017年は9510万人が利用しました。前年の利用者は9000万人でした。昨年、アタテュルク空港は6370万人の乗客が利用し、サビハ・ギョクチェン空港の利用者は3100万人でした。


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