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トルコはアタテュルク没後79年を記念した

2017年11月11日 | 国内
11月12日 10日、トルコは、共和国の創設者ムスタファ・ケマル・アタテュルクの没後79年を記念しました。トルコ人は国内外で、2分間の黙祷を捧げました。

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首都アンカラにあるアタテュルクの霊廟アヌトゥカビルには、共和国初代大統領を敬愛する多くの人々が訪れました。午前9時5分、アタテュルクが亡くなった時刻に、サイレンが物悲しく鳴り渡りました。1938年11月10日、アタテュルクは57歳で、イスタンブルのドルマバフチェ宮殿で亡くなりました。

毎年、この日には、サイレンが鳴らされ、半旗が掲げられます。街路を行く人は足を止め、職場にいる人は無言で起立して、近代トルコの創設者を想います。アヌトゥカビルで行われた公式の式典には、エルドアン大統領も出席し、アタテュルクの墓前に花輪を捧げました。「私たちは、いまふたたび、初代大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルクを記憶します」と、エルドアン大統領は記念帳に記しました。

イスマイル・カフラマン国会議長や、最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール議長のほか、高官たち、軍幹部も式典に出席しました。


ユルドゥルム首相もNY領事館のアタテュルク記念式に参加

11月10日、ビナリ・ユルドゥルム首相は、ニューヨーク領事館で行われた、トルコ共和国創設者ムスタファ・ケマル・アタテュルクの没後79年記念式典に参加しました。

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前列右端がメヴリュト・チャヴシュオール外相、その隣がユルドゥルム首相


ユルドゥルム首相は、10月7日、アメリカ公式訪問に出発し、9日、アメリカのマイク・ペンス副大統領と会談しました。首相はその日遅く、ニューヨークへ向かいました。


トルコ首相とアメリカ副大統領の会談は関係改善を誓いあった

両国間に亀裂が生じているなか、トルコのビナリ・ユルドゥルム首相とアメリカのマイク・ペンス副大統領の会談で、トルコとアメリカは両国関係の新しい時代を誓いました。

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アメリカのマイク・ペンス副大統領(左)とトルコのビナリ・ユルドゥルム首相


「両国首脳は、この会談がアメリカとトルコの関係の新しい頁を開くのに役立つことを望むと希望を表明し、友好国として、また同盟国として、建設的な対話が必要という見解で合意した」と、ホワイトハウスは10月9日のワシントン会談後、声明で発表しました。

「会談は予定よりのび、1時間半に及んだが、非常に実りのあるものだった。両国は対話をつづけることにした」ユルドゥルム首相は言いました。「われわれは諸問題を誠実に、真摯に話し合った」と首相は会談後、記者団に語りました。「問題を解決するために電話で話し合うことで合意した。副大統領はトルコに対してポジティブに見ていると思った」

YPGについて
両国間の重要な案件のひとつは、アメリカが「シリア・クルド人民防衛隊」(YPG)を支援していることです。YPGは非合法組織クルド労働者党(PKK)とリンクしているため、トルコは彼らをテロリスト集団と見ています。アメリカはイスラム国(ISIL)との戦いで、YPGを支援しています。

「われわれはYPG問題について、ざっくばらんに話した。アメリカはこの問題に関するトルコの気持ちを理解した」とユルドゥルム首相は言いました。「ISはいま、ほとんど敗退したのだから、アメリカはYPGへの支援を止めるべきだ」首相は言い、YPGに送られた武器がPKKの手に渡る懸念をくり返しました。トルコのヌレッティン・ジャニクリ防衛相も、同日朝、アメリカのジム・マティス防衛相に強く訴えました。

ユルドゥルム首相によると、ペンス副大統領は、YPGとの協力は“短期間だけ”だと言い、アメリカは武器の流れをしっかり見張っていると言ったそうです。

ビザ危機について
ユルドゥルム首相のアメリカ訪問前に、両国は相互のビザ危機を緩和する決定をしていました。ビザ危機は、イスタンブルのアメリカ領事館で働く2人のトルコ人の逮捕から始まりました。ユルドゥルム首相は、会談ではこの問題は控えめに扱い、“問題は正常にもどすこと”だと言いました。

アメリカ領事館職員のメティン・トプスが、フェトフラー・ギュレンのネットワークとの関連で告発されたことから、ビザ発給の中止が始まりました。ギュレンは2016年7月の未遂クーデターの最重要容疑者です。


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