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国民投票勝利後、エルドアン大統領は指導者たちの墓に参った

2017年04月18日 | 国内
4月18日 憲法改正国民投票で、トルコ国民の多くが大統領制支持に投票した翌日の17日、エルドアン大統領は、3人の指導者たちの墓参りをしました。

 Hurriyet

大統領はイスタンブルで、トゥルグト・オザル元大統領とネジメッティン・エルバカン元首相、アドナン・メンデレス元首相の墓を訪れました。大統領はまず、イスタンブルのトプカプ地区で行われた、オザル元大統領の没後24年記念式典に出席しました。大勢の高官たちも、式に出席しました。

イスマイル・カフラマン国会議長、イブラヒム・カルン大統領府報道官、ベラト・アルバイラク・エネルギー相、カディル・トプバシュ・イスタンブル市長ら、多数の高官たちのほか、オザル大統領の妻セラム・オザル夫人と親族らも、式に出席しました。式典の後で、オザル夫人は、大統領制の問題を最初に提案したのは、なくなった夫だったと語り、国民投票の結果が、トルコのために吉兆となることを願うと言いました。

その後、エルドアン大統領は、メンデレス元首相の墓を訪れました。メンデレスは10年間首相を務めた後、1960年にクーデターで投獄され、1961年9月17日、絞首刑に処されました。墓を去る前、エルドアン大統領は、霊廟の天井の湿気に処置を施すよう、トプバシュ市長とゼイティンブルヌのムラト・アイドゥン区長に言いました。

エルドアン大統領一行の3番目の目的地は、いまはない福祉党(RP)のリーダーで、6年前に亡くなったエルバカン元首相の墓でした。その後、12時15分頃、エルドアン大統領はエユップ・スルタン・モスクに到着し、堂内で礼拝しました。


最大野党CHPが最高選挙委員会に国民投票の無効を要請

最大野党が、4月16日の国民投票中、広範な不正が行われたと、憲法裁判所と欧州人権裁判所(FCHR)に明言し、選挙監視団を非難し、最高選挙委員会(YSK)に国民投票の結果を無効にするよう要請しました。

 Hurriyet

「国民投票を無効にしない限り、国民投票の正当性を問う議論は終わることはない」と、共和人民党(CHP)のビュレント・テズジャン副議長が、4月17日、記者会見で語りました。テズジャン副議長は、YSKは投票日に、封印されていない投票用紙を有効として受けつけたと非難し、「わが党は国民投票を無効にするために、YSKに提出する書類を用意している」と言いました。

「必要なら、わが党は憲法裁判所とECHRに申請する」と、テズジャン副議長は明言しました。彼は記者団にビデオ映像を示し、これが不正手段の証拠だと言いました。ビデオは、投票箱が開けられ、カウントが始まった後で、選挙職員が投票用紙にスタンプを押している映像でした。「今回の国民投票は、違法行為として歴史の暗い頁に残るだろう」と、彼は言いました。

「最高選挙委員会(YSK)は公正な選挙を行わなかったし、行えなかった」とテズジャン副議長は言いました。選挙法では封印されていない投票用紙は無効であるのに有効としたYSKを、CHPは告発しています。


トランプ大統領がエルドアン大統領に電話で勝利を祝った

アメリカのトランプ大統領が、17日、エルドアン大統領に電話で国民投票の勝利を祝いました。外交情報筋によると、両大統領は4分半の“楽しい”会話を交わしたということです。

 Sabah

トランプ大統領は電話で、エルドアン大統領の強力なリーダーシップを讃えたそうです。情報筋によると、両大統領はシリア危機についても話し合い、テロリストISとの戦いで協力してゆく意志を確認し合いました。

16日の国民投票では、イエス側が51.41%の票を得て勝利しました。大統領制のための条項を含む18か条の議案の採択が始まるでしょう。この改革によって、大統領に行政権が譲渡され、首相の職は廃止されます。大統領はまた、政党との関係を保持できるようになります(いままでは、大統領は政党に属することができませんでした)。エルドアン大統領は公正発展党(AKP)に再入党することになるでしょう。


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