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「トルコは独裁体制に変わるわけではない」と副首相が西洋の諸企業に

2017年04月23日 | 国際
4月23日 ワシントンDCで開かれた、西洋の有力諸企業との会合で、トルコのメフメト・シムシェク副首相は、国民投票後のトルコの民主主義に関して懸念なきよう求め、トルコは「独裁体制に変わるわけではない」と強調しました。

 Hurriyet
「西洋の皆さん、心配はご無用です」とシムシェク副首相


アメリカ商工会議所主催の会合には、アボット、ボーイング、カーギル、ハネウエル、ロッキード・マーティン、メットライフ、ファイザー、コカコーラ等の経営者や、NGOや大学の代表たちが出席していました。

「トルコは独裁制に変わるわけではありません」と、シムシェク副首相は言いました。「4月16日の国民投票で、トルコが票決したのは体制の変更ではありません。トルコはいまも民主主義国家です。トルコはいまも世俗主義国家です。トルコはいまも、法によって統治されています。これは変わっていません。確かに、わが国は、いまも緊急事態にあります。しかし、これはわが国の安全保障のために必要なことであり、一時的なものです。トルコはいまも、全世界的な価値観と、民主主義のルール、法と基本的権利と自由のルールを信奉しています」

シムシェク副首相はまた、トルコは西洋世界の一部であることを力説しました。「質問をどうぞ。もっと対話をしましょう。もっと頻繁に話し合いましょう。ほんとうのトルコは皆さんが思っているより、ずっとましな国ですよ」と、最後に副首相は付け加えました。


ハランの遺跡がボランティア考古学者を歓迎

いま、南東部アナトリアのハランの遺跡を訪れる方は、人類史上最古の遺跡のひとつの発掘に参加するチャンスを得られます。

 Hurriyet


ウル・モスク発掘エリアに、新しいプロジェクトの一環として、約30平米の、特別なエリアがつくられました。ハランを訪れた人々は、ここで考古学者たちが埋めた彫像や、陶器の破片や、銅器の発掘にトライできます。

ハランのテメル・アイジャ区長も、この地域の観光に、発掘はたいへん大きな役割を果たすと言っています。ハラン遺跡発掘隊長のメフメト・オナル教授は、「このフィールドでの発掘は、ほんものの発掘のようです。参加者はレッスンを受けてから、発掘します」と言っています。

「参加者は美術品を見つけ、ほんものの考古学者になった気分で興奮します。ここで教育を受けて、古い美術品の保護のために、ここに残る人もいます。私たちにとっても、とても嬉しいことです」とオナル教授は言いました。


収監されていたHDPの2人の議員が釈放された

4月21日、ディヤルバクルの裁判所が、収監されていた野党・人民民主党(HDP)の2人の議員を釈放しました。HDPのディヤルバクル選出のヌルセル・アイドーアン議員とアダナ選出のメラル・ダヌジュ・ベシュタシュ議員は、テロ容疑で裁判を受けていました。

 Hurriyet
釈放されたベシュタシュ議員(右)とアイドーアン議員(左)。写真はHDPのペルヴィン・ブルダン議員(中央)のツイッターから。


ディヤルバクルの第4重罪裁判所は、アイドーアン議員を司法管理の条件つきで釈放しました。「武装テロリスト組織のメンバーであること」「テロ組織の宣伝をしたこと」「犯罪と犯罪者を賞賛したこと」「人々の憎悪と敵愾心を煽ったこと」など、起訴状のすべての容疑を、彼女は否認しました。検事はアイドーアン議員に禁固103年を求刑し、2016年11月4日、彼女は逮捕されました。

テロリストの葬儀に出席した理由について尋ねられたアイドーアン議員は、「宣伝行為はしていない」と言いました。「2010年から2011年、たくさんの遺体がディヤルバクルに届きました。葬儀を行った人々は、わが党で働いていました。私は彼らのほとんどと知り合いで、わが党に投票した多くの人々から、葬儀に出て弔辞を述べるようたのまれました。私は彼らの権利を守るために葬儀に出ました。私は私の属する政党の決定に従って出席しました」と、アイドーアン議員は法廷で答申しました。結局、裁判所は、彼女の釈放要求を受け入れました。

アイドーアン議員の釈放から何時間か後で、ベシュタシュ議員も釈放されました。彼女もディヤルバクル第8重罪裁判所で尋問を受けていました。検事は「武装テロ組織のメンバーであること」「犯罪を犯すよう人々を扇動したこと」などの容疑で、彼女に禁固23年を求刑しています。1月30日に逮捕されたベシュタシュ議員は、尋問ですべての容疑を否認し、シリヴリ刑務所で過ごした81日のうち、33日は独房だったと言いました。

「国会議員である私が容疑者の席につくことが非合法です。わが党の党員を逮捕するのは政治的作戦です。この状況は国際法において、重大な問題を生み出すかもしれません。マグナ・カルタから800年たっています・・・」と、ベシュタシュ議員は法廷で語り、釈放を求めました。裁判所は、司法管理と海外旅行禁止の条件つきで、彼女の釈放要求を受諾しました。

共同党首2人を含む12人のDHPの議員12人が、PKKとの関連で現在、何百年の禁固刑に直面しています。


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