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ポルトガルのケバブ屋のトルコ人店主が暴徒と戦い、ヒーローに

2016年04月30日 | 
5月1日 ポルトガルの首都リスボンで、ケバブ・レストランのトルコ人オーナーが、店を襲った暴徒の群れと、肉切り包丁を握って戦い、店を守って、ネット上でヒーローになりました。

 Hurriyet
悪者を退治するカルタルおじさん、カッコいいですね。


ポルトガルのメディアの報道によると、4月25日、50人の若者の集団が、ドン・ルイス通りにある、ムスタファ・カルタルさんのレストラン「パラシオ・ド・ケバブ」(ケバブの宮殿)を,銃を発砲しながら襲撃しました。

「ケバブをよこせ、金をよこせ」と若者たちはカルタルさんに言いました。暴徒の襲撃はビデオにも記録され、肉切り包丁で自衛するカルタルさんの姿もネット上に流れました。4年前にポルトガルに来たカルタルさんは、1か月後には早くも店を開き、商売をつづけてみせると心に誓っていました。

暴徒の襲撃の映像を見たソシアルメディアのユーザーたちは襲撃に反発し、カルタルさんを慰めるメッセージを送り、Facebook の頁で、みなでこのレストランに5つ星を送りました。「イスタンブルにいる家族がこの映像を見ないように願っています」とカルタルさんは言っています。


「ビザなし旅行を認めないならEUとの協定もご破算だ」ダウトオール首相

「3月中旬にトルコ=EU間で合意されたトルコ市民のビザなし旅行を認めないなら、EUとの移民協定もご破算にする」と、ダウトオール首相は言いました。

 Hurriyet

「EUがトルコ市民のビザなし旅行を認めないなら、わが国も移民の再入国に関するEUとの協定をご破算にする。この2件はリンクしてるのだ」とダウトオール首相は、28日、ドーハで言いました。

「わが国は試験にパスした。今度は欧州議会がトルコ市民のビザ自由化について必要なステップをとる番だ。私は欧州議会大統領のマーティン・シュルツ氏に会ったとき、このプロセスの発言には、みな慎重であるべきだと言った」と、ダウトオール首相は言いました。

欧州委員会は5月4日、勧告報告を発表すると思われます。そこで、EUがトルコ市民のビザなし旅行を認めるか否かが決まります。

「4月4日以降、エーゲ海で難民が死んだというニュースはだれも聞いていないはずです。これ以上、死者を出さないことが、トルコの主たる目的です」と、ダウトオール首相は言いました。「2015年11月、トルコとEUが会談を持ったときには、毎日6800人もの人々が、トルコからギリシャへ危険な船旅に出ていたのですが、いまこの数は80~90人に減りました」と、ダウトオール首相は言いました。

「わが国が移民の再入国協定に合意したとき、この重荷を共有するようEUにたのんだのは、まったく当然なことではありませんか」


エルドアン大統領の令嬢がエンジニアの婚約者との結婚の日取りを決めた

エルドアン大統領の令嬢シュメイエ・エルドアンさんが、無人機を生産している防衛産業のエンジニア、セルチュク・バイラクタル氏との結婚の日取りを5月14日に決めました。

 Hurriyet

カップルは3月20日、イスタンブルのボスフォラス沿いのタラブヤ地区のフベル宮殿で、地味めの婚約会を開きました。2人は5月14日、イスタンブルのキュチュクチェクメジェ地区のヤフヤ・ケマル・ベイヤトル文化センターで結婚式を挙げます。2人は3月12日に婚約式を予定していましたが、バイラクタル氏の父親オズデミル・バイラクタル氏が心臓発作で緊急入院したため、婚約式を1週間、延期しました。

婚約式は1週間後、厳重警戒態勢の下に、フベル宮殿で行われました。報道関係者は会場に近づくことも許可されず、ゲストはリストをチェックしてから入場しました。

シュメイエさんはアメリカ・インディアナ大学で社会学と政治学を学び、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで修士号を所得しました。セルチュク・バイラクダル氏と、オズデミル・バイラクタル氏、彼の2人の兄弟が経営する会社「バイカル」は、国内外向けに、無人機を開発しています。

セルチュク・バイラクタル氏は2002年、イスタンブル工科大学を卒業。ペンシルバニア大学とマサチューセッツ技術研究所で修士号を取得、また、ジョージア技術研究所で博士号を取得しています。


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