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没後500年を記念して、トプカプ宮殿で「ベヤジット2世展」開催中

2012年12月23日 | 観光
12月23日 トプカプ宮殿博物館で、来年1月28日まで「ベヤジット2世展」が開催中、オスマン帝国史に興味のある在住の方、旅行予定のある方は必見です。今年はベヤジット2世の没後500年になるそうです。

 Hurriyet
トルコ人って、昔から眉毛がくっついる人、多いんですね


今度の展覧会では、博物館に収納されているベヤジット2世の衣装、武具、装飾品などが展示され、彼の治世についての情報も提供されます。

ベヤジット2世はあの征服王メフメット2世の息子であり、オスマンの領土を拡大した冷酷王セリム2世の父でもありました。2人の有名なスルタンの間に挟まれて、かすみがちですが、偉大な父の後を継いで帝国の基礎を固め、社会を安定させ、息子セリムにバトンタッチしたベヤジットの功績は大きかったといえます。

ベヤジット2世はイスタンブールの都市化にも大きく貢献し、残された美術遺品からも芸術的関心の大きさもうかがえます。スペインの異教徒弾圧で国外追放されたユダヤ人たちを船団を差し向けて招聘したのもベヤジット2世です。
展覧会にはベヤジット2世の黄金のトゥーラ(花押)も展示されているそうです。

・・・長いこと閉鎖されていたベヤジット・モスクのテュルベ(霊廟)も近年、修復、公開されました。便利な場所ですから、一度、立ち寄っても・・・。


トルコ航空、20%の飛躍的成長

トルコ航空(THY)は、今年の第3・4半期のデータによれば、20%の成長を遂げました。
「わが社の収益は昨年の同期に比して665%増加し、今年の収益は8680万リラになりました」と同社重役会ハムディ・トプチュ議長。

 Hurriyet

トプチュ議長はまた、新しい就航先に加わったカメルーンのヤウンデとドゥアラについても語りました。
「就航によってトルコとカメルーンの結束は強化されるでしょう。カメルーンはアフリカ大陸の最も重要な国のひとつです。トルコ政府のカメルーンへ関心が同国を元気にするでしょう」

トルコ航空は成長をつづけ、世界10大エアラインのひとつに入ることを目指しています。


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