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カルロフ駐トルコ・ロシア大使、撃たれる

2016年12月20日 | 国内
12チェクタル月19日 アンドレイ・カルロフ駐トルコ・ロシア大使が、アンカラの写真展で撃たれたと、ロシア大使館情報源がHurriyet紙に語りました。

 Hurriyet

カルロフ大使はアンカラの美術展でスピーチをしているとき、銃で撃たれたと、大使館は言い、イスラム過激派の攻撃と思われると付け加えました。

民放CNNトルコは、カルロフ大使は危篤状態だと言いました。3人の負傷者が、アンカラ中心部のギュヴェン病院に運ばれたが、その中に大使がいたかどうかは確認されていないということです。トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相は、ロシア外相とイラン外相とシリアについて話し合うためモスクワに行く予定でしたが、その前日、ロシア大使襲撃が起こりました。

CNNトルコは、「攻撃者はまだビルの中にいるかもしれない。カルロフ大使はまだ病院に運ばれていない」と言いました。

攻撃のとき、現場にいたHurriyet紙のハシム・クルチ記者は、「攻撃者が空中に発砲すると、展覧会場にいた随行員たちは逃げ出しました。その後、攻撃者は大使を標的にしました」と言いました。「攻撃者はイスラミストのスローガンを叫んでいましたが、なんと言ったかは覚えていません」

特殊部隊が建物をかこみ、銃撃音が聞こえたと、目撃者は言っています。シュレイマン・ソイル内相が現場に駆けつけました。詳細は追って・・・

・・・またまた、ひどい事件が起こってしまいました。まるでギャング映画みたいな写真です。真っ昼間、首都の美術館内の事件とは思えません。


カイセリの自爆犯はシリアのコバネから来た

12月17日、カイセリ県で14人の命を奪った自爆テロを行ったクルド労働者党(PKK)の戦闘員は、北シリアの町コバネからトルコ国境の町スルチに不法入国していました。

 Hurriyet

テロ攻撃の詳細な調査によると、爆発物を積んだ車を爆発させた自爆犯は、カイセリでテロ攻撃を行う2日前、南東部シャンルウルファ県で車を盗み、ディヤルバクル県のリジェ地区まで運転し、リジェで約200キロの爆発物を車に積み込みました。その後、男はマラティヤ県を通ってカイセリ県に到着しました。カイセリを攻撃する命令は、非合法組織「クルド自由の鷹」(TAK)のリジェのアジトから出されました。

テロの実行犯は頭文字E.G.(コードネーム=アザド・シサル)とS.C.(コードネーム=ホジャ)です。爆発物を積んだ車は、12月17日、午前12時半頃、カイセリ県に着き、実行犯は同県のプナルバシュのスタンドで給油しました。車はテロ現場まで行き、戦闘員は車の中で午後8時まで待ちました。
その後、彼は車でコマンド隊本部の入口へ行きました。

目撃者の証言によると、兵士たちは入口に止まっている車に気づき、なぜここに駐車しているのか尋ねました。「親戚の者がここで兵役についているので、彼を待っています。サービス・バスはいつ出るのですか?」と、彼は答えたそうです。

自爆犯はコマンド本部とこの地域の地図を持っていました。遺体から偽造運転免許証と身分証明書も発見されました。自爆犯のほんとうの身元を知るためにDNA調査が行われています。彼はコバネで軍事訓練を受けていたこともわかりました。

標的にされた兵士たちを乗せていたバスの運転手も、このテロ事件の調査で拘束された15人の中に入っています。運転手も爆発で負傷しましたが、容疑者の1人として取り調べを受けた後、病院に戻されました。運転手が自爆犯と連絡をとっていたかどうか確かめるために、彼の携帯電話の会話も調べられました。この運転手は以前、親クルド政党・人民民主党(HDP)の集会に出席していたという報道もあります。

フルシ・アカル参謀総長は病院を訪れ、負傷した兵士たちを見舞いました。兵士用のバスに市民が乗ることは禁じられているのに、攻撃の直前、1人の市民がバスに乗り込んできたと、兵士たちはアカル将軍に話しました。アカル参謀総長はその市民の身元を調べるよう命令を出したと、Milliyet紙が報じています。


イスタンブルのユーラシア・トンネルが12月20日に開通式

 イスタンブルのヨーロッパ側とアジア側の横断時間を短縮する海底トンネルの開通式が、12月20日、エルドアン大統領とユルドゥルム首相の列席に下に行われます。

 Hurriyet

3.34キロメートルの海底トンネルは、2大陸を結ぶ、2つめの海底トンネルになります。トンネルの全長は5.4キロメートルで、そのうちの3.34キロメートルが海底を走っています。トンネルにアクセスする道路と合わせると、ユーラシア・トンネル・プロジェクトの全長は14.6キロになります。トンネルの最も深い部分は、ボスフォラス海峡の水面から106.4メートルになります。

イスタンブルのヨーロッパ側のクズルチェシュメとアジア側のギョズテペを結ぶトンネルは、トルコで最も人口の多い都市イスタンブルの記録的交通渋滞を緩和するのが目的です。新しいトンネルによって、車で海峡を横断する時間は、現在のラッシュ時の100分から15分に短縮されます。プロジェクトの運営者によると、このトンネルは、燃料消費と排気ガスを減少することによって経済的にも貢献するそうです。

プロジェクトはBOT方式で行われています。最終的経費は12億ドルになるでしょう。そのうちの9億6000万ドルは国際ローンによって供給され、残額はプロジェクトを行っているヤプ・メルケジとSK E&Kが出資しました。

Hurriyet

國際基準化レポートによると、トンネルは少なくとも127年はもつそうです。このプロジェクトは2009年、トルコと韓国の共同事業として契約され、後に「ユーラシア・トンネル運営・建設・投資社」(ATAS)と名づけられました。プロジェクト終了後は、同社が24年5か月、トンネルを運営し、その後、トンネルの運営権はトルコに移譲されます。車の通行料は約4ドル、ミニバスは6ドルになるでしょう。

・・・BOT方式とは、外国企業が相手国の土地に施設を建設し、一定期間、運営・管理を行い、投資を回収した後、相手国に施設を移譲する開発方式です。


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