トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

「この11か月でPKK戦闘員2304人を死傷させた」防衛相

2017年11月09日 | 国内
11月11日 1月10日以来、トルコ全土で、非合法組織クルド労働者党(PKK)の戦闘員合計2304人が、治安部隊による作戦で“無効にされた”と、9日、ヌレッティン・ジャニクリ国防相が発表しました。

 Hurriyet

トルコ当局は、テロ組織の戦闘員を死傷させるか、捕虜にすることを“無効にする”ということばで表現しています。「この数字は治安部隊の作戦が功を奏していることを示すものです」と、ジャニクリ国防相は言っています。


警察がアンカラで250軒を手入れ、IS容疑者111人を拘束

11月9日、アンカラでイスラム国(ISIL)容疑者111人が拘束されたと、アナドル通信が報じました。

 Hurriyet

アンカラ主任検事オフィスがIS容疑者245人に対する逮捕状を出し、アンカラ警察の対テロ支部が、警官1500人を動員して作戦を遂行しました。シンジャン地区、エティメスグト地区、チュブク地区の250か所が同時手入れされ、245人の容疑者の中の111人が拘束されました。

手入れ中、警察は、容疑者が所有していた組織の多くの書類とデジタル資料を押収しました。対IS容疑者の手入れは全国で行われました。トルコの治安部隊は、ISの攻撃を阻止するために、長期キャンペーンを行ってきました。

昨年8月以来、イスタンブル警察は、100回の作戦を行い、約1000人のIS容疑者を拘束しました。


トルコのシリア難民が故国に帰りはじめた

トルコ南部ハタイ県に住むシリア難民たちが、“段階的縮小地帯”の導入で比較的安定してきた北部シリアに帰りはじめたと、アナドル通信が報じました。

 Hurriyet

トルコ軍がイドリブの“段階的縮小地帯”を見張る監視所を設立した後、シリア北部のイドリブ県から来た難民たちが、10月中旬、ハタイ県を去りはじめました。10月下旬には、ほぼ4000人の難民がイドリブのわが家へ帰り、11月の第1週には、さらに1000人が帰りました。

“段階的縮小地帯”は、5月、ロシアとトルコとイランがカザフスタンの首都アスタナで協議し、合意に達して設立されました。この3か国が休戦協定の保障国になっています。難民たちはハタイの治安検問所を通過し、国境を越え、現在トルコ兵が警備しているシリアの故郷の町へ帰っていきます。

モハメド・ケイハさん(55)は4年前、イドリブの村から妻と2人の子供とともにハタイに逃げてきました。「トルコは私たちの第2の故郷になるでしょう」と彼は言いました。イドリブに住んでいたアフメド・ムスタファ・ジェミルさん(22)も、2年前、トルコに逃げてきました。「トルコ兵がイドリブの治安を守っていると聞いて、故国に帰る決心をしました」

4年前にイドリブから来たシャディ・モハメド・アブデルセラムさんは「これから故郷に帰ります。休戦が保たれていたら、妻と両親も連れて行きます」と言いました。「シリア人のほとんどは故郷に帰って、平和に暮らしたいのです」

国連によると、2011年以来、シリア内戦で多くの人々が殺され、1000万人以上が故郷を去りました。現在、トルコには300万人以上のシリア人が暮らしています。


「ときどきダイアリー」ヘ
























コメント
この記事をはてなブックマークに追加

アマシヤでアナトリアの宗教史が変わる神殿の発掘

2017年11月09日 | 文化
11月10日 イスタンブル大学考古学部のシェヴケト・ドンメズ教授によると、北部アマシア県で発掘されたペルシャの居住地が、アナトリアの宗教史を変えるだろうということです。教授はアナドル通信に、1999年、地表調査中、この古墳を発見したと語りました。

Hurriyet

発掘は2007年以来、つづいています。「最近、11回目の発掘シーズンを終えました。これまでに、このペルシャ時代の居住地から1030点の出土品を博物館に収めています」と、ドンメズ教授は言いました。「私たちは重要な文化的地層と都市を発見しました。この発見は宗教史を変えるに足るものです。居住地はBC5世紀のものです」

「私たちはアナトリア考古学でこれまで見たことのない神殿を発見しました。神殿はまさにオリジナルで、これによって、人々が火を崇拝していたことがわかりました。人々は初期ゾロアスター教徒(拝火教徒)でした。神殿内部に聖なる部屋があり、火が灯されれていました。最も重要なのは、神殿で使われていた品々を発見したことです」とドンメズ教授は言いました。

出土品の中には、キリスト教出現の2000年前にさかのぼるものがあります。「この居住地によって、アナトリアはゾロアスター教の聖地のひとつだったことがわかりました」と教授は言いました。ゾロアスター教はイランで始まりました。アマシヤの発見によって、アナトリアにはゾロアスター教も存在したことがわかりました。

「オルズ古墳はアナトリアで発見された唯一のゾロアスター教の居住地です。ここには湖がありました。古代ペルシャ人は生態系の生きている場所に住むことを好み、公園をつくりました。彼らはアマシヤから他の場所に灯を運びました。私たちはこの事実を発見しました。私たちは火の神殿を復活させるために働いています」とドンメズ教授は言いました。「最近の発見は“ほんの序の口”です。私たちは完全な神殿を掘り出します」

ほぼ3500年前、古代のイランで、預言者ゾロアスターが設立したゾロアスター教は、世界最古の一神教のひとつです。2006年の「ニューヨーク・タイムス」のレポートによると、BC600年~650年、ペルシャのゾロアスター教は世界で最も有力な宗教のひとつでしたが、いまは世界中の信徒数が、おそらく15万人くらいの小規模な宗教になっています。


ユルドゥルム首相がアメリカでFETOのテロについて警告

「イスラム国(ISIL)も、フェトフラー・テロリスト組織(FETO)も違いはありません。どちらのテロ・グループも、イスラムの聖なる価値を冒涜するものです」と、11月9日、トルコのビナリ・ユルドゥルム首相が語りました。

 Hurriyet

「FETOのリーダーは聖職者ではありません。彼は血塗られたテロリストです」と、ユルドゥルム首相は、メリーランド州ランハムの「トルコ=アメリカ・コミュニティ・センター&モスク」として知られる、アメリカの宗教センターでのスピーチで言いました。

首相は、2016年7月の未遂クーデターの主謀者として告発され、いまもアメリカに住んでいるフェトフラー・ギュレンが、多くのムスリムを堕落させ、もてあそんできたと批判しました。「FETOの主たる目標はトルコ国家機構に侵透し、トルコを彼の支配下におくことにあります。彼らは目標に到達するために、ムスリムを殺しました」と、ユルドゥルム首相は言い、250人が死に、2200人が負傷した未遂クーデターに言及しました。

ユルドゥルム首相は、アメリカに住むムスリムたちに、FETOのネットワークが浸透している学校や文化センターに近づかないよう警告しました。「皆さんの中にいるFETOの支持者を受け入れないこと。彼らに迷わされないことです」と、彼は付言しました。


裁判所がソズジュ紙のウル記者を釈放した

11月8日、裁判所は、批判的な日刊紙「ソズジュ」紙の記者ベキル・ギョクメン・ウル氏を、国外に出ることを禁じる条件付きで釈放しました。

Hurriyet

イスタンブル第37高等犯罪裁判所で行われた第2回審問に、収監されていたウル氏と、在宅で裁判中だった被告の編集者メルダ・オルグン氏とヨンジャ・カレリ氏が出廷しました。現在海外にいると思われる「ソズジュ」の経営者ブラク・アクバイ氏は、“武装テロリスト組織を管理し”“テロリスト組織の宣伝をした”として、禁固30年の刑に直面しています。


   「ときどきダイアリー」

コメント
この記事をはてなブックマークに追加