秋の穏やかな陽ざしに誘われるようにして、ぶらり園芸店の店先にでかけた。今頃はどんな草花が並べられているだろうかと。これからの暗い寒空の季節に、それらを吹っ飛ばしてくれるような鮮やかな草花の中から、目に止まった一輪の野草〝見返り草”。誰が名付けたか〝見返り草”。その名に魅かれて、吾手にとっていた。庭にやってきた草木のなかでは、最も新人であるが、私の懐にはどんと占められている感じになっている。これから姿を現すのだろう花に、関心がないわけではないが・・・
これまで、現に今も、今どこにいるの・どうなっているの・今そこなんだね等と、声をかけていただき、育まれ合ってきた縁(えにし)に重なって想えてきているからだ。大悲に満ちたあたたかくも厳しさの眼差しに、〝見返り”と名づけられる私である。そして、見返りにならせていただけるプロセスこつこつと・・・・・・・。
これまで、現に今も、今どこにいるの・どうなっているの・今そこなんだね等と、声をかけていただき、育まれ合ってきた縁(えにし)に重なって想えてきているからだ。大悲に満ちたあたたかくも厳しさの眼差しに、〝見返り”と名づけられる私である。そして、見返りにならせていただけるプロセスこつこつと・・・・・・・。