そよかぜから-映画

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ドゥーマ(吹き替え)

2007年01月07日 | ファンタジー/アドベンチャー


2005年 アメリカ 101分
■原題「Duma」
■2007.1.4 wowow
■監督 キャロル・バラード
■出演
  アレクサンダー・ミハルトス(ザン-白石涼子)
  キャンベル・スコット(ピーター-原康義)
  ホープ・デーヴィス(クリスティン-坪井木の実)
  イーモン・ウォーカー(リプクーナ-楠大典)
  ジェニファー・ステイン(グウェン-田村聖子)

《story》
南アフリカで両親と暮らすザン。 ある晩、国道の真ん中にうずくまっているチーターの赤ちゃんを見つける。一家は、その赤ちゃんを連れ帰り、ドゥーマと名付け育てる。ドゥーマはすくすくと成長し、父のピーターはザンに野生に戻すことを話す。そんなとき父のピーターが倒れ、死んでしまう。残された母とザンはドゥーマを連れて都会のヨハネブルグに移り住む。ドゥーマは施設に送るつもりだったが、家から抜け出し、ザンの学校に現れ、パニック状態になる。ザンは、ドゥーマを野生に帰すことを決意し、ドゥーマとともにサバンナを目指す。

子どもの目と大人の目
あの動物の子どもたちのかわいいこと。目は、動物の子も人間の子もみんな同じまん丸の無垢な感じがする。純粋っていうか、守ってあげたくなる目をしている。それがだんだん大きくなってくると、鋭い目に変わっていく。大人になってもあんなかわいい目をしていたら、獲物なんて捕らえられないし、競争の社会では生きていけない。それは野生の世界、自然の世界では、弱肉強食の世界だから仕方ない。むしろそうでなければ生態系は保てない。人間はどうなのだろうか。人間も自然の一部として、弱肉強食の中に入るべきなのだろうか。そうなると、人間はライオンに食べられたり、サメに食べられたりして当たり前ということになる。ウイルスで病気になって死ぬことが多いから、ある意味食物連鎖の中に組み込まれているのかもしれない。
しかし、人間どうしの弱肉強食についてはどうだろうか。これもあって当然なのだろうか。戦争をするのも必然なのだろうか。殺人、自殺も・・・。多くなりすぎた人口を減らす自然の作用と考えるべきだろうか。そう考えると、知能や心を持った動物として、あまりに情けない気がする。もっとみんなで生きる知恵を出せないものだろうか。子どもの目で考えていけないものだろうか。

動物を思う心
都会に連れて来られたドゥーマは、施設に送られる。動物園に行くか、運が良ければ野生に戻してもらえるかもしれない。でも、あんな騒ぎを起こしたドゥーマを世間は放ってはおかないだろう。殺されてしまうかも。それがわかったから、ザンは生まれた場所まで連れて行って野生に戻そうとしたんだと思う。その動物を思う心はすばらしい。でも、学校では友だちとうまくやっていけてなかったな。ドゥーマを野生にもどして帰ってきたザンは、一回り精神的に大きくなって、学校の友達とうまくやっていくようになるだろうか。サバンナで知り合った男とはうまく協力しあうことができた。自然の中で生きていく力は大きく成長したと思う。

 ペットのうんちなんとかして
よく散歩に出かけるんだけど、なんだか臭い。犬のうんちやおしっこのにおい。公園のベンチにすわったらにおってくる。辺りを見回してもそれらしき物体はないんだけどにおう。安らぎの公園にならない。最近犬を飼う人が多いよね。散歩していると、犬を連れて歩いている人をたくさん見かける。ふんを始末するものを持っているけど、みんながちゃんとやってるわけじゃない。歩いていると、どこかに犬のうんちが転がっている。乾燥のしぐあいで古さもわかる。私の家の前におしっこをさせる人もいる。となりの家の人は道路に消臭剤をまいていた。ドゥーマは、トイレに駆け込んでさせている場面があったけど、見えない部分で、世話をするには大変なことがあるんだと思う。かわいいだけでは動物とともに生活はできない。



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