そよかぜから-映画

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LIMIT OF LOVE 海猿

2006年05月11日 | ファンタジー/アドベンチャー

2005年 日本 117分
2006.5.11 TOHOシネマズ緑井
■監督 羽住英一郎
■出演 伊藤英明(仙崎大輔)  加藤あい(伊沢環菜)  佐藤隆太(吉岡哲也)  大塚寧々(本間恵)  吹越満(海老原真一) 石黒賢(北尾勇) 美木良介(桂木貞之)  時任三郎(下川)

《story》

「愛でしか救えない」

海上保安官である仙崎大輔は鹿児島の管区に勤務していた。救難隊員として、人を救った喜びよりも、救えなかった苦しみを強く感じていた。恋人との結婚もそんな自分に自信がないまま中途半端な気持ちでいた。
その恋人が乗ったフェリーが、桜島沖で座礁した。数百人の乗客の非難が進められた。仙崎と吉岡は階下にいた吹越とケガをした妊婦の本間とともに船内に閉じこめられてしまう。早いスピードで浸水していく船内。船上は火災が発生し、逃げ場がなくなってしまう。

◎十分見応えあり。普通はすぐにあきらめてしまう救助活動だが、最後まで信じて活動するところに感動がある。現実もそうであればいいと思うけど、助けに行った人がケガをする、死んでしまう方が現実的だ。でも、みんな助かってほしいという心の中にある願望が目の前で実現されていくから、大きな感動がある。フェリーが傾いて沈んでいくシーンも迫力があった。実写と変わらないほどだった。妊婦が1分30秒の潜水に挑むところも、自分だったらどうだろうかと考えてしまった。あきらめたら死んでしまう。でも、今からやろうとすることは一度も経験したことのないこと。死ぬかもしれないこと。見ているだけで、呼吸が苦しくなってきた。困難にぶつかったとき、あきらめないで、進む道を考えること、行動すること、それが心の中にある愛の形なんだろう。それは人を大切に思うときに大きな力となって発揮されるのだろう。

公式サイト「LIMIT OF LOVE 海猿」


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