ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

コンケンのお祭り パレード

2011年12月02日 13時00分05秒 | 日記
年に一度の、コンケンの大きなお祭りが始まった。   (→ 過去ブログ 「コンケンのお祭り」

10日間のお祭りの間には、イサーン(東北)の伝統の布、衣装、
家具や食べもの、そして日本の夜店のような露店が並び、
みんなが楽しみにお祭りに出かける。


その始まりの日、この日だけはパレードがあるから連れて行ってあげる、と
配属先の人たち数人と一緒にコンケン市内まで車で出かける。
配属先から15分ほど。
車は大渋滞。

それもそのはず。
大きな中央道路を長い長いパレードの行列が占領し、ほぼ歩行者天国の状態。



先頭を行くのはやはり、王様。
王様の巨大パネルがゆっくり走る。
     
  

タイの民族衣装を着た男の人たちが、船をひく。
     


コンケンと言えばシンボルは恐竜。
恐竜の骨が発掘された場所だから。
車がこんなに加工されてしまって。
タイ人の飾り付けはいつもすごい。
     


パレードを盛り上げるマーチング隊。
    

      


パレードの中に知り合いがいると、列の中に入っていって話しかけたり、写真を撮ったり、
飲み物を飲ませたり。
きりっとして見せるかっこいいマーチング隊でも、こんな姿が見られる。
こういうところが、タイらしくていいんだな。
     




イサーンの楽器、ケーン。
     


イサーンの布をかかげた人たち。
  


男女とも、イサーン伝統の布で作られた衣装を着て、伝統の姿。
     


背中には楽器、ケーンをさしている。
    






タイ、イサーン美人たち。
       

       

     

     






中学校や高校、小学校の生徒たちもパレードに参加している。
     

    

       
   




兵士の学校。
     



コンケン大学の学生たち。
タイの大学には白シャツと黒のスカートまたはパンツという制服がある。
タイ人は服をピッタリで着る傾向が強くて、警察官の制服もピチピチ。かっこいい。  (→ 過去ブログ 2011.9.14 「タイの警察」
そのピチピチ傾向は、若いタイ人には特に強くて、大学生はみんなピチピチ。
華奢な骨格にとても似合っていると思うけど、一方で、
世界で一番セクシーな制服と、隠れ外国人ファンも多いのだとか。
タイの女学生、夜道や外国人に気をつけなければ。
   
そして、スカートをはいているからと言って女の子とは限らない、それがよくある光景のタイ。
ガトゥーイ(日本語ではニューハーフとかおかまとかの意味)と呼ばれる、女の子になりたい男の子たちは
タイでは日本ほど少数派ではなく、よく見かける子たちであり、ごく自然に受け入れられている。


男子大学生には奇抜なヘアスタイルが目立つが、こういうメガネの学生も。
    






ファンションショーも繰り広げられ、見ているタイ人たちがはやし立てる中、
まだ学生らしいこの子たちは、胸を張ってモデルになりきって闊歩する。
    


タイはすでに環境保護やエコ活動に関心が強く、エコを訴える行進もあり、
途上国とは言えないタイの発展ぶりがわかる。
     


新聞紙で作ったドレスを着て歩く女学生たち。
新聞紙アート。
     



コピー用紙のパッケージを廃材利用して作ったドレス。
これも、アート。
       



これは、獅子舞にそっくり。
     



なんだこれは??
と思って、聞いてみると
「昔の人。」と教えてくれた。
昔の人って・・・ 原始人的なイメージかもしれないけど、
こんなに黒いの???
       





       





こんなコンケンのお祭り。
ど派手で、明るくて、きれいで、めちゃくちゃで、繊細。
人混みをぬって、綿菓子やさんがいく。
    



 


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