グルメ、スーパーマーケット、食品評論家です。

辛口ブログを書いていきたい!!

船場吉兆のスキャンダルに思う

2008年06月19日 | Weblog
ここ数回、大企業等の食に関する違法行為や、官僚のいいかげんさについて書いた。
もう1つどうしても言いたいことがある。名門老舗船場吉兆の一連のスキャンダルについてである。

日本料理という文化遺産は(日本料理と言う枠にとらわれずに)今後も発展してほしいし、日本人だけでなく世界の人々にも広くこの文化が伝えられることを希望します。ところが代表的な日本料理店がこのような形での挫折である。

まず、このような高料金の高級店がはやっていたということに(貧乏な私のやっかみが中心だが)驚かされる。世の中の一部には金持ちがいるのだろう。あるいは企業同士の高級接待か、利権を握る官僚への接待か----貧乏アルバイトには全く縁はありそうもない世界だ。
まあ、自分の金で、正当な金で、高級な飲食を楽しむのはいいとしよう。

ところが驚いたのは、お客が手をつけなかった料理の使いまわしだ。店がいけないことをしたという前に、まず高級料理を残すことが多いらしいことに驚きだ。私だったら(ガツガツ)全品を残さずに食するだろう。まずいものがあれば別だが。金持ちや接待族が連日のように贅沢なものを食す機会があると、残すのも当たり前になるのだろうか。これが日本料亭の文化なのだろうか。

このことを思うと、3月18日頃から4月9日にかけての本BLOGで私が提言した、バイキング方式(ビュッフェ式)の食事方法を再度見直したい。考えてもほしい、この方式では、客が残すと言うのもほとんど無いし、客がお皿に取らないで残ったものは賄いにでもすれば、廃棄は最小限に押さえられるシステムだ。どこかの名門と大違いだ。金を払っているのだから捨てられようと関係ねー!!とお笑い芸人が言おうと、今はそのような世の中ではないだろう。無駄な廃棄は悪です。人類の敵です。








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