錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

日本三大修験場「英彦山」

2017-11-16 13:00:28 | 登山
日本三大修験場とは、出羽の羽黒山、大和の大峰山とこの英彦山でありますが、

地元や近県の人を除けば英彦山と書いて「ひこさん」と読める人は少なく、

三か所の中では一番知名度が低いかもしれません。

そういう錆鉄人も月山登山のついでで出羽三山の羽黒山を調べた時に

三大修験場という言葉を知った位でした。

それ以来、いつかは英彦山に登ってみたいと思っていたのでしたが、やっと実行に至りました。


一番楽なのは標高の高い高住神社から北岳を経由して中岳に至るコースでコースタイムは登り1時間20分ですが、

折角なので単に頂上の中岳に登って戻るのではなく、出来るだけ見所を回る事にしました。

別所駐車場に駐車したのは銅鳥居の駐車場より標高が高い分だけ楽だろうという判断でした。

到着した7時45分頃はまだ半分位空いていたのですが、出発するころはほぼ満杯になりました。

8時10分、駐車場前の交差点を出発



車道を歩いていくと有料駐車場があって、その先のお土産屋さんの先を左折すると鳥居が見えました。(8時16分)



石段が真っすぐに続き、横には「〇〇坊」の跡が続いていて、往時の繁栄を表していました。



石段は予想以上に続きました。



やっと奉幣殿に到着(8時24分)



その辺りを見回って、登山前にトイレがあったはずだと探すと、なんと何十段も階段を下りなければなりませんでした。

英彦山の概要図



8時31分、登山開始



と思ったのですが、すぐ先に下宮があってお参り



さすが修験道の山!



と思ったのはここだけで延々と石段が続きます。

まだ少し登っただけですが・・・



このまま登って、時計回りに鬼杉から玉屋神社へと回り戻る予定です。

予想に反して石段が続き「登山道」はちっとも現れません。



それでもたまにはこういう所があって・・・



横には石仏があったりします。



関銭の跡



何でも秀吉が神領を没収したので、財政が苦しくなった英彦山が関所を設けて参拝者から通行料を取った場所との事です。


横には「下乗」の石碑が



そして最後の関門、産霊神社にようやく到着



もっと立派な建物を想像していたのですが・・・





石仏の横には井戸もありました。(右側、蓋がしてある)



「もう明日の日本一長い階段は登らなくてもいいんじゃない?」

天女がこぼしますが、ようやく頂上が近づいてきました。



この先を右に進むと・・

上宮に到着



そっけない神社だと思いながらも参拝をしたのですが、よく見ると戸が開けられます。

という事で・・・中に入って参拝をやり直しました。



上宮の後ろには広場があってトイレも設置されていました。



今まで遭遇したどの避難小屋のトイレよりきれいでした。



中で羽根が回っていて浄化していました。

記念撮影



長くなったので、その2に続く・・・

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