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舞台『黒蜥蜴』

2012-07-01 | ★観劇や舞台★
明治座140周年記念とのこと。
ますます薄給のアタイですが久々に奮発して見て来ました。
しかしですよ。

原作は有名な江戸川乱歩で、
三島由紀夫の戯曲で昇華されて、
美輪明宏さんの舞台で様式美が確立された、

そんなそんな滅茶苦茶~~~に高いハードルの作品。
制作側のチャレンジ精神に涙。ようチョイスしたなぁ・・・。
(明治座なんだから大入り記録の『大奥』じゃ駄目なの?)


Story:
社交界の華であり、暗黒街の黒天使であり、神出鬼没な女賊"黒蜥蜴"。
ある日、宝石商 岩瀬庄兵衛の娘、早苗の誘拐を企てる。
犯行予告を受け岩瀬氏が警護を依頼したのは当代きっての名探偵 明智小五郎!
一度目は明智の機転で早苗を奪還出来たものの、数日後には厳重な警備の中
まんまと攫われてしまった。

「早苗さんをお買戻しになりませんか。身代は『クレオパトラの涙』」

国宝級のダイヤモンドと早苗を助け出せるか。
探偵と怪盗の智慧比べが始まった。

---

何故に『クレオパトラの涙』に変えたのかしら、『エジプトの星』じゃ
駄目だったのかしら。
この謎を解いて下さい明智テンテー!

何故に黒蜥蜴の入墨を見せて啖呵を切るというか、見栄を切る場面が
無かったのかしら。好きな場面なのになぁ。
そもそも入れ墨はあった?????(アタイの席では確認できず)
この謎を解いて下さい明智テンテー!

なんかね、観客席の周囲にいらっさるババア共・・・いえ、御婦人方が
まー、よくお喋りになられましてですね。
気が散ってしょうがなくってよヒロミ(誰)
腕の蜥蜴を見せるシーンも見逃しちゃったのかも。しょぼんぬ。
TVを見てるんじゃないんだから、お茶の間観劇はやめてッ。゜(゜´Д`゜)゜。
「今何て言った?」「あーこの人TVで見たよ!」「アメ食べる?(ガサゴソ)」
こんなんエンドレス。以前に来た時も同じ感想でした。
やさしーく注意したコッチが悪者みたいな扱いで御婦人に睨まれたじぇ。
明治座もそういう所を改善する気なさそう。

¥12,000も払ってそんなイラついて劇を見るのもな・・・。
年齢層の爆高い会場だし、どうにもならない部分もあるのかね。
次に見に行けれる様な機会があったら安い3階席で良いやと思いました。
黒蜥蜴だから、と気張ってしまったアタイ。猛省。
デフレの世の中ですが興行チケだけは上向き傾向だよね。
明治座の次の公演ポスターは¥13,500のサブ北島。(すげぇ!)


岩瀬氏が娘と逗留しているホテルに明智が警護についていると、岩瀬氏の
お得意様・有閑マダムの緑川夫人がやって来ます。
白地に大きな黒百合模様が入っている着物を召した浅野ゆう子さんが登場
するんだけど、遠目に見てると藤Aや子さんの様でした。
画像検索して貰えば判ると思いますけど、着物の合わせで左右色違いに
見えるんだよね。
向かって左の肩にデッカイ黒百合ドーン。
向かって右の身ごろは白。
ほら、藤Aや子さんぽい!(おすましおちょぼ口な所も)

明智とダンスを踊る緑川夫人ですが抱き合った直後に次の演技に流れて
行ってしまい、この辺の演出も何だか勿体無い気がしました。
もう少しゆったり踊るシーンがあってもいーじゃない。
緑川夫人がホテルから出るのを阻止してくれ!って展開の時も、男装して
まんまと抜け出すシーンが無くて、何もない所を男装した浅野さんが
ちょっと歩くだけでした。
せめてホテルのドアか玄関から出てもいーじゃない。
話の展開から言って、自宅シーンでの岩瀬夫人も全く要らないし(^^;
その割に扱いのデカイ女優さんを配してるのも何だか解せないなあ。

あ、でも別の悪党共に狙われた黒蜥蜴を明智が助けて文字通り距離が
近づいたって言う演出は好かったです。
探偵と盗賊で正反対なのに双子の様に感覚が近いというのも。
そんな感じで薄っすら恋愛感情が芽生える流れが出て良いですよね。

あとステージを額縁状の物が2枚覆ってまして、黒蜥蜴のシーンは
ちゃんとトカゲ模様の方にライトが当たってたのが印象的。

黒蜥蜴の手下、雨宮役は賀集さんでした。
カシュー顔ちいさっ!
一番背が高いかなと思ったら明智役の加藤雅也さんの方が高いのね。
そんな加藤明智テンテー。
ニット帽・眼鏡・髭・半纏の変装があるんですが、その時にくすんだ
灰色がかった手ぬぐい(?)を首に巻いてるんですよ。
で、半纏を脱いだだけなのに顔の変装を解いて背筋を伸ばしたらくすんだ
手ぬぐいすら「オサレなマフラー」に見えるマジック(笑)

美しい物を蒐集する黒蜥蜴は宝石だけじゃなくて、早苗も美しい物と
して欲していた訳で、恐怖美術館に陳列される生き人形候補。
今回は更に早苗さん個人に固執する理由が新たに出来ていました。
色々と舞台ごとに脚本ごとに改変があるんだろうけども、本作は
これで受け入れ出来ました。
(ヅカ版のトンデモ設定な明智&黒蜥蜴に比べれば何てこと無い無い)

帰宅して暫く黒蜥蜴の世界に浸ろうと、原作を探すも本棚から一向に
出て来ないので(整理しろ!)、高階良子センセのコミックを
読み返すアタイなのでした。
高階先生の『病んでる系』な作風は実に乱歩作品と同じ匂いがします!

今回の浅野ゆう子さんはスタイルも抜群で、明智・雨宮と並ぶとそら~
絵になりますね!
あまり乱歩臭は無く、とても健康美と言った感じでした。

--------------
Cast:
黒蜥蜴/緑川夫人→ 浅野ゆう子さん、
明智小五郎→ 加藤雅也さん、
雨宮潤一→ 賀集利樹さん、
岩瀬早苗→ 林丹丹さん、
岩瀬庄兵衛→ 渡辺哲さん、
岩瀬家女中 春→ 鷲尾真知子さん
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幕間のロビーで山村MOMI-ZYを見かけた。
そこだけ京都だと思った(笑)
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2 コメント

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Unknown (ひ~な)
2012-07-02 20:13:19
高いお金払ったのに舞台に集中できないなんて、そりゃ~頭にもくるわよね。
たかだか1800円のレッドクリフ2で途中入場の夫婦の席に他の人が間違って座ってて民族大移動しちゃって冒頭部分見逃しちゃったわよ事件ですら頭にきたもの。
しかし、いい大人が観劇中の私語はマナー違反だってことくらいわかんないのかねぇ。
そんな大人に育てられた子はどんな大人になっちまうんだろう
独自の世界 (鯖ty)
2012-07-05 23:10:41
ババアども…もとい、御婦人がたには独自の世界があるんだろうね。
とにかく人の話を聞かないし(笑)

もうあの会場は安チケくそ席で良いです。
会場も改善する気がなさそうだもん。
たかーいチケ売って、土産や食事でお金を沢山落としてくれる
団体客様があれば良いみたいなんだもん。(だから幕間が二回)

映画も大変な目にあってたよね~。
ちょうど蹴鞠のあたりだよね、あの民族大移動。
てか始まる迄に準備万端でいよーよ!

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