**ぽかぽか猫だより**

大好きな山口勝平さんのことを語るページです。

名作を読もう!(iTunesオーディオブック)

2006-09-05 23:53:49 | テレビなど感想(^^ゞ
ずっと聴きたかった ある作品。。。

それはNHKラジオ「きらり10代」の中の「名作を読もう」コーナーで、
勝平さんがゲストだった時の朗読。
「きらり~」の番組が始まって第1~3回目の朗読ゲストが勝平さんだったんですよねぇ。

「名作を読もう」とは、
名作文学のハイライトシーンを朗読、そして朗読後には語り手の感想や作品への思い等のコメントあり。


第1回 「走れメロス」太宰治
第2回 「我輩は猫である」夏目漱石
第3回 「蜘蛛の糸」芥川龍之介

この3作品がiPod専用の音楽ソフト「iTunes」のミュージックストアに追加されたのです^^

iTunesユーザーなら、試聴(約1分半)もできます。
フル(約9分)で聴くためには有料となりますが、早速ダウンロードしてみました(^^ゞ

私、ラジオ放送の時は、第2回の「我輩~」を車のラジオで偶然聴いたので、
MDに録音できたのは第3回目のみ。
1回目の「メロス」はずっと聴いてみたかったのです。
聴きたくて聴きたくて、NHKラジオに再放送をリクエストしてみたり…。

何年か越しに、やっと念願叶いました。

勝平さんの朗読「走れメロス」は素晴らしかったです。
読むテンポが速くなったり遅くなったり、緩急のつけ方が凄い。
メロスの焦りが表現されていて、
…間(ま)の取り方っていうのかな?
それが、まさに息も絶え絶えに走っているように聞こえたり、
悲壮な思いを叫んでみたり、、、場景が目に浮かぶ。。。
とにかく良い朗読なんです

「蜘蛛の糸」の朗読は何だか神々しいんです。
お釈迦さまの目線から喋っているような感じかな?
「我輩~」はいかにも生意気そうな猫でした。

3作品とも声のトーンは違います。

3作品に共通するのは、昔の文学作品だからか、古い語り口・台詞回しなので、
普段、アニメで聴く勝平さんの声の印象とは違って、逆に新鮮でした。
ナレーションと複数の登場人物もきちんと演じ分けていらっしゃるし、さすがプロという感じです。
朗読後の勝平さんのコメントもすごく良いです。
ふとした笑い声とか、可愛いなぁ、勝平さんは^^

その1年後くらいにも勝平さんは再び朗読ゲストとして出演されて、
「燃ゆる頬」「トムソーヤの冒険」「冒険者たち(ガンバの冒険)」を朗読。
この3つもミュージックストアにアップされないかなぁ。

「燃ゆる頬」は、、、何というか内容がその、、、BLっぽくて^^;
意味深な色気のある読み方にドキドキした作品でした。

う~ん、MDどこにしまったっけ。。。

iPodユーザーさんがいらっしゃいましたら、是非聴いてみてくださいませ。

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