金太郎の 「か式」養蜂研究所ブログ

か式養蜂研究所の金太郎所長と店長が二人で投稿していきます。
ミツバチのあれこれを信州諏訪からお届けします。

「のし」追求

2010年11月30日 | そば打ち
今日は、県内の、あるおそば屋さんにお邪魔して「のし」の研究です。

店の若大将から教えてもらっています。

実は私、先日まで「まきのし(の角のし)」と「丸のし」の違いが解ってませんでした。

今日の若大将は「まきのし(の角のし)」の大家(?) 
会津の唐橋さんのところで5年間修行していたとのこと。

金太郎さんが求めていた「まきのし」とは、ちょっと違ったようですが、
違った意味で、とても参考になってるようです。

会津の唐橋さん、
お店では1度に3キロ(3キロ玉)打ってる(打たせている)そうです。

で、毎日40~50キロ打たなきゃいけない状況の中で、
お弟子さん達に対しては、
体を壊さない(腰を痛めない)よう、
力学的に合理的な動きを、細かく注意していたとか。

そりゃあそうだよねー。

金太郎さんも、ボランティアそば打ちに誘われて
富山県の利賀村だったっけ。
数日にわたって3キロ玉を、何回も何回も打って、
体壊しそうになったもんね。

一緒に参加した川上さん(第4代 素人そば打ち名人)も、
「殺されるかと思ったー」って。

1キロ、2キロとは、別世界の3キロ。
そして、短時間に効率的に仕上げて、利益を出していくプロの世界。
チャラチャラ、カッコだけつけてはいられません。

唐橋さんの3キロ玉の話は、初めて聞いたので、
そこから唐橋さんの技術を振り返るに、
頷けるものが、沢山出てくるのでありました。

そういうプロにはプロの事情があって、
そのプロの世界には、素人は口出すもんじゃなくて、
反対に、経費も時間も限りなくかけることができる素人の世界に
プロが口出すのは、ちょっとねー、
って思うんですけど、
皆様いかがでしょうか?

さてさて、美味しいそば打ち研究は、次、「まるのし」に進みます!

八味屋 生きてます!

2010年11月29日 | まな板


M大学で、総合経営学部のS先生の授業受けてます。
全5回で、今日は4回目の授業。

あたくちの次のお仕事の段取りです。
内容は、販売士3級試験の対策講座です。

マーケティングハラヒレとかホナハリャ戦略とかムニャムニャサイクルとか、
楽しい言葉がいっぱーい。

「あれは、こういうことだったのかー!」

これまで経験してきたことを、
改めて整理して説明してくれるって感じで、
「ほーぉ」と、一人でうなってしまいます。

理論をお勉強をする機会がなくても、
変化の激しい経済市場の中でやって来れたことに、
しみじみと感謝の気持ちも湧いてきます。

皆様、本当にありがとうございます。すん、すん。
八味屋創業18年、皆様に生かされてます!

実地訓練は充分(なつもり)。
今回の理論武装で、
なんだか「強い」八味屋に成れそうな気になってしまうのは、
S先生の滑らかな講義のせいだな、きっと。

勝って兜の緒を締めよ!

我ながら、よくわからない。。。けど、

慌ただしい年末に向かいますおり、
皆様、はりきってまいりましょう!







ハチミツ完売御礼

2010年11月28日 | 日本ミツバチ
過ぎてしまえば
今はすっかり過去のことになってしまった
あの夏の暑さ。

その夏を乗り越えてきた日本ミツバチのハチミツ、
おかげさまで、
今シーズン採蜜分、
完売致しました。

お買い求めいただいた皆様、
本当にありがとうございました。

天気のよい日中は、
まだまだ活動している蜂さんたちですが、
すでに金太郎式巣枠巣箱に落ちつき、
冬支度をすませています。

旧暦カレンダーでは
「黒天打氷 強き北風 、春を呼ぶ」
と予測されていますね。
さてさて今年の冬は、
どんな冬になっていくのでしょうか?




のしの勉強中

2010年11月27日 | そば打ち
金太郎さん、そば打ちの「のし」の研究で、松本市までおでかけでした。

講習の先生やっているのに、
色々なところ(流派、名人、同好会)に勉強に出かけられる人って、
(いろいろな人に笑顔で教えを請うことが出来る人って)
実はあまり多くないようです。

あたくちが思うに、金太郎さんにそれができるのは、

特定の流派や師匠に属してないから。
無冠だから。
「誰でも簡単に美味しいそばが打てるようにしたい」という、大きな思いがあるから。

ではないでしょうか?

今日も、まわりの皆さんが、本当に良くしてくれて、
次の研究の段取りまで出来てしまって、

「オレって、恵まれてるなぁ」

一人で感動しています。

この研究課題の成果は、
高山製粉さんのそば打ち講習会はじめ、
いろいろな所で、皆さんにお伝えしていくことが出来ると思います。

皆さま、どうぞお楽しみにね。



生姜、加工中

2010年11月26日 | 八味とうからし
栽培をお願いしているMさんから、
今シーズン収穫した生姜が届きました。

むっちりです。うふふ。


八味屋のまな板と京セラのセラミック包丁で、急いで加工です。

切っていると、よーくわかります。
年々、栽培が技術が向上し、益々良い生姜になってきてます。

Mさん、素晴らしいです。
本当におかげさまです。
ありがとうございます。

以前、京都の大きなお漬け物屋さん(自社で七味唐辛子も製造販売している)が、
「乾燥生姜を分けて下さい!」
と声をかけて下さったことがありましたっけ。

うふふ、出来かねました。。。

私たちにとっても、貴重な貴重な生姜です。
国産オーガニックの生姜を丁寧にカットして、
炭火で乾燥しているんですもの。
「八味が美味しくなるわけだー。」って、
自分たちながら、しみじみ感じ入ってしまいます。

一所懸命栽培しているMさんの思いを大切に、
今日もお仕事です。