業務&ITコンサルタントのひとり言

コンサルティング活動を通じて感じることを勝手気ままに記載

少子化の問題と子育ての難しさ

2016年11月03日 17時38分23秒 | 日記
ちょっと前になるが、Youtubeをネットサーフィンしていたら、国会討論に辿り着いた。議論の内容は、何年か前に議論されていた俗称「女性手帳」であった。

論点と云うよりは、”苦情”の様な野党の意見の中に、「子供を生みたくない女性の選択肢...」や「男性にな何故配らないのか...」などの話題がでてきたが、相変わらずの甚だクダラナイ論点笑ってしまった。

この「女性手帳」なるものを肯定も否定もする積りはないが、仮にこの手帳を配ったとしたら、「子供を生みたくない女性の選択肢...」を奪い取る事になるのだろうか?そして「男性に配らない...」に関しては、男性にも”子供を持ちたくない”と云う選択肢もある事について、どう考えているのだろうか?

そもそもの問題点は、”少子化”であり、この問題を解決する為に、色々な意見をだして、より良い対策を検討すべきなのに、人の揚げ足を取る様な議論に終始しているので、本当にガッカリである。

実際に自分自身が子育てをして、”子育て”に関する自分の無知さを痛感した。ここで云う”無知さ”とは、オムツを替えるやミルクの作り方などの様な、単純なHow-toの話ではなく、子供を育てる為の「心構え」、「姿勢」、「子供の食育のしかた」、「社会に役立つ人間になる為の育て方、または親の振る舞い方」、など、親としての生き方も含めたHow-toを分かっていなかった、または考えてこなかった点にある。

自分が反省した例をひとつ上げよう。子供にミルクを上げていた時の事なのだが、その時自分はTVを見ていた。自分は子供にミルクを上げている間、子供の顔を見ていなかったのだ。即ち、子供とのコミュニケーションを取っていなかったのだ。

後で義親からこの事を注意された。子供はこんな時から、自分以外の人間とコミュニケーションをとる訓練(経験)を積み重ねる必要があるそうで、ミルクを上げている時に、顔をみてコミュニケーションする必要があると知らされた。その時点までミルクをあげる時にもコミュうにケーションが大事だとの事を知らなかったのだ。

少子化対策には、勿論子供の絶対数を増やす(またはこれ以上減らさない)事だけではなく、社会に役立つ人に育てる、または少なくとも社会の一員として生活できる人間に育てる為の方策の検討も必要ではないだろうか?勿論、その責任は国ではなく”親”にあるのだが、その”親”への子育てに関する教育が不十分な様に感じる(または殆どおこなわれていない)。どうだろうか?

近年、人間として信じられない様な人格を持った人による犯罪が目に付く。昔から在ったのかもかもしれないが、この人達は子供の頃に十分な愛情やコミュニケーションをとれずにそだってきたのだはないだろうかと感じている。

子育てしながら、親子共々幸せになれる様に、マズは親から教育する必要はないだろうか...。

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