八ヶ岳山麓の暮らし

標高およそ1,200mの八ヶ岳山麓で、見たり聞いたり経験したことを気ままに書いています。

庭の花暦(5月)

2017-05-26 06:30:21 | 日記
 カッコウ、ハルゼミ、ホトトギスの初鳴きを聞く5月は、1年で庭がいちばん華やかな季節になる。園芸種を含む花木と山野草の、5月の花暦(開花順)を書き出してみた。名前の下にアンダーラインを引いたのは山野草。
1.5月上旬
・オオカメノキ、ユキヤナギ、アズマシャクナゲ、ヒトリシズカ
・トキワイカリソウ、イカリソウ
・サクラソウ、ワスレナグサ
・ミツバツツジ、エンレイソウ、チューリップ、シラネアオイ、ニリンソウ
・オオヤマザクラ、シダレザクラ、ダイセンミツバツツジ
・ヨドガワツツジ、リキュウバイ、カスミザクラ、

2.5月中旬
・オンツツジ、サクラツツジ、ヤマブキ
・ツバメオモト、ドイツスズラン
・ヤマシャクヤク、スノードロップ
・日の出ツツジ、シロヤマブキ、ヤマオダマキ、ツルニチニチソウ
・長者ツツジ、ライラック、ニホンスズラン

3.5月下旬
・ドウダンツツジ、マイズルソウ、シャガ
・レンゲツツジ、オオバユキザサ
ルイヨウショウマ
・ミヤマザクラ、オオナルコユリ、チゴユリ
・カラマツソウ、ラショウモンカズラ
・ヤマツツジ、モンタナ、ウワミズザクラ、アイズシモツケ
・ワカサギツツジ、チョウジソウササバギンラン
・リュウキュウツツジ、ミヤマガマズミ、クンシラン
・牡丹

 あれもこれもと植え過ぎた庭は、枝の剪定、間引きや自然に枯れたりで日当たりが少し良くなった。そのため山野草が増え、ようやく妻の望んでいた庭らしくなって来た。春からモミジの季節まで、次から次へと木や山野草の開花や彩りのリレーが見られるのは、ここでの暮らしをより楽しいものにしている。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【あるヨギの自叙伝】を読んで

2017-05-19 06:32:28 | 日記
 パラマハンサ・ヨガナンダ(1893~1952)は、人類の霊性を高める使命を帯びてインドに生まれた。その生い立ちからマハサマディとよばれるヨギが意識的に肉体から離脱するまでの出来事を、【あるヨギの自叙伝】に書き残している。彼はその本の中で、特別の能力を持ったヨギ(ヨガ行者)たちと実際に会った際の会話や、知り得た摩訶不思議な能力について詳細に記している。1920年、彼がアメリカに設立したSelf-Realization Fellowship(SRF)は、現在54ヶ国・500ほどある瞑想センター(日本では東京)の指導的役割を担っている。その活動目的と理想は以下の通り。

〇各人が神を直接経験するための明確な科学的技法を、世界中の人々に広める。

〇人生の目的は自らの努力によって、生死を束縛された有限の人間意識から神の意識に進化することであることを教え、これを広く普及させるために、瞑想の聖所を世界の各地に、各家庭に、各人の心の中に打ち立てる。

〇イエス・キリスト自身が説いた教えと、バガヴァン・クリシュナ(インド最大の予言者でありかつヨガの創始者)が教えたヨガとの基本的な一致を明らかにし、かつ、その根本的な原理が、あらゆる宗教に共通する科学的真理であることを示す。

〇毎日科学的方法によって神を瞑想することこそ、あらゆる真の信仰が最後にたどるべき神への本道であることを示す。

〇人間を、肉体の病気と、心の不調和と、魂の無知との三重苦から救い出して、完全な自由の中に解放する。

〇簡素な生活と高遇な思想を奨励し、人はみな神の家族であり、神性を宿した兄弟どうしであることを教えて、同胞愛の精神を広める。

〇心は肉体にまさり、魂は心にまさることを、自ら実証して人々に知らせる。

〇善をもって悪を、喜びをもって悲しみを、親切をもって残酷を、英知をもって無知を征服する。

〇科学も宗教も、同じ原理の上に立つ一つの真理体系の中の異なる分野にすぎず、何ら矛盾するものではないことを実証する。
〇東洋と西洋がそれぞれ育んできた文化的および霊的知識の相互理解と交流をはかる。

〇人類全体を大いなる自己と観て、それに奉仕する。

 古今東西、不思議な能力を持った人の存在は知られていた。前世からの因縁で備わった人は別にして、どのようにしてその能力が備わったかについては伝えられていない。以前、俳優の滝田 栄さんの講演を聞き彼の書いた本を読んだとき、真言を唱え座禅をして瞑想する日本の僧侶にもそのような能力が備わった人がいると知った。

 この本を読んで、肉体の訓練、心の統御、呼吸法について適切な修練を積むことである種のトランス状態が得られ、不思議な能力が備わったり経験できるのではないかと理解した。そんな超能力を得ることが目的ではなく、現世で霊性を進化させることが人類の目標と知ればおのずと生き方も違ってくる。神の記述については、神=宇宙意識と置き換えてみたら、今の私にもあり得ることとして受け止めることができた。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

長野善光寺と東山魁夷館

2017-05-12 05:07:57 | 日記
 初めて東山魁夷画伯の絵を見たのは、当時、東京の地下鉄東西線・茅場町駅近くにあった【山種美術館】だった。そこでは山種証券の創業者・山崎種二と二代目富治が自らの私財を投じて蒐集した日本画巨匠の名品の数々を、心ゆくまで見ることができた。魁夷の絵の中では、暮れゆく京都洛北の家々の瓦屋根上に雪が降るさまを描いた「年暮る」が、特に印象深く残っている。平成6年(1994)魁夷86歳の時、千葉県市川市の自宅兼アトリエの隣に市川市東山魁夷館が開館した。当時千葉市に住んでいた私は、快速電車で3駅目という近さもあり、何度か訪れた記憶がある。

 魁夷は、亡くなる2年前の平成9年(1997)、家蔵の自作400点余りを、平成2年(1990)長野善光寺近くに開館した【東山魁夷館】に寄贈している。平成11年(1999)、91年の生涯を終えるまで54年間を過ごした千葉県市川市ではなく、なぜ長野市だったのだろう?ずっとその理由を知りたいと思っていた。移り住んだ当地から行ったことがなかったこと、この6月から改修のため2年ほど休館になることも知って、2017年4月25日、電車で片道2時間強、思い立って見に出かけた。

 長野駅からバスに乗り善光寺北で下車、5分ほど歩くと城山公園内にある【東山魁夷館】に着いた。ゆったりとした時間の流れる館内で、展示作品だけではなく過去に描いた解説ビデオを見て懐かしむこともできた。今回の改築による休館前の企画展『東山魁夷 永遠の風景・館蔵本制作一挙公開』には、館が所蔵する34点が展示されていた。その最初の絵の説明文に、長野県との関わりの始まりが以下のように書かれていた。

【昭和58年(1983)に開館された長野県民文化会館の中ホールの緞帳の原画を県から依頼された私は、どんな題材が良いかいろいろ考えた。そこで何か信州にゆかりのある風景を描きたいと思ったが、緞帳には高さに対してずいぶん横に長いプロポーションなので、まず構図の上での制限がある。人々に親しみ深い風景の中でも、清澄な山の湖がふさわしいのではないかと考えた。初夏の湖の朝早い静かな情景を描きたい、との構想のもとにスケッチを取り出して眺めているうちに、私はここぞと思う1枚の風景が目に浮かんできた。】

 館内の年譜に、魁夷は平成11年(1999)、【東山魁夷館】を望む長野市の善光寺大本願寺花岡平霊園に埋葬されたと書かれていた。自然と対話し、感じ入った心の風景を描き続けて“祈りの画家”とも言われた魁夷にとって、信州のこの地は自分の書いた絵と見に来てくれる人たちを見守ることができる最高の場所といえるのではないか。そう思えた時、永年の疑問は跡形もなく消え去っていた。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ブログ(私の場合)

2017-05-05 06:46:07 | 日記
 インターネットのWeb・sightに、『八ヶ岳山麓の暮らし』というタイトルで投稿してから何年にもなる。最初は移り住んだこの地で、見聞き、体験、調べたことなどを書いてまとめることは、ボケ防止に役立つだろうくらいの認識だった。そのうち、人生の集大成として本に書き残す“自分史”の代わりに、CDに残して日々の生きた証しにしようと思うようになった。

 それが今では、ブロガ-同士の知識、経験、情報などを共有して、向上に繋げたいという思いに変わった。現在、参加している【gooブログ】では、登録者数およそ270万人強、日々、公開される記事のうち、多い方から5万番目くらいまでの記事に対して、その閲覧数や訪問者数をアクセスランキングで知ることができる。1週間おきに発表している私のブログの場合、1週間の総訪問者数は600人前後、閲覧数は800~900、記事によってそれよりも多くなる週がある。1回に数千人の訪問者があるメジャーなブログもあるが、270万人もの人が何かしらの思いやメッセージをインターネット上で発信していることは驚きに値する。

 気に入ってくれて“友達登録の申請”メールをもらったり、こちらから登録させてもらったりするうちに、今では130人ほどのブログ友達ができた。ブログの発表間隔は、毎日、数日おき、気の向いた時など様々、そして記事の内容も千差万別である。しかし未知の知識や情報を得るにとどまらず、素人離れした写真や絵や趣味であったりするので、居ながらにして日々刺激を受ける格好の場になっている。

 数年前、GOOGLEのCEOを名乗る人から唐突に2度ほどメールをもらったことがある。訳したメール文には、「おめでとうございます。あなたのブログはベストブログに選ばれました」といったことが書かれていた。日本語で書いている私のブログなのに、いったい何故、どうして?詐欺への誘導メールではないのか?・・・そんな今もって真偽不明のサプライズもあった。

 【gooブログ】は見てくれている人の登録IDが、自分の管理画面にリアルタイムで表示される。お互いを双方向で意識することもできるので、インターネット空間上で人との繋がりを感じることもできる。しかし人から学ぶには、自らも相応のレベルが必要。それを自身への励みと目標にして、できる間は続けていきたいと思う。
コメント (5)
この記事をはてなブックマークに追加