八ヶ岳山麓の暮らし

標高およそ1,200mの八ヶ岳山麓で、見たり聞いたり経験したことを気ままに書いています。

般若心経の暗誦

2017-09-29 06:58:31 | 日記
 般若心経の写経は、2013年1月9日のシニア大学時代に初めて経験し、以来毎日ではないが続けていて、2017年9月29日時点で825回になった。お手本をなぞって書いていても、字は心の在り方に応じ進化していくものと信じて続けている。しかし、本文が僅か262文字の経典を暗誦できていないことに愕然とした。しっかり覚えようと思い、在家でも学べる般若心経のCDを買って手本にすることにした。

 製作年は1971年と古いが、オリジナルマスターから再現された復刻盤(徳間ジャパンコミュニケーション)の内容が気に入り、アマゾンから購入した。内容は、当時のNHKアナウンサー・鈴木健二氏のナレーション、文学博士・吉田詔欽氏による般若心経の講話、円覚寺派昌清院住職・西岡佳学師による独声(平板調と余韻のある調子の2種類)、竜谷寺住職で拳経師・松山祖元師による稽古と読経が収録されている。その収録時間43分ほどのうち、独声と稽古に21分ほどが充てられていた。

 聴いてみると、一般在家の人向きの平板な調子の独声や読経の親しみやすさと、稽古に参加した曹洞宗大本山総持寺雲納大衆による唱和の荘厳さに魅了された。慣れればできることかも知れないが、息継ぎがどこかわからないほど朗々とした滑らかな読経である。先ずはこのCDを耳で聴きながら唱和し、後に聴き覚えている経文を紙に一節ずつ書き出し、暗記を確認することから始めた。

 吉田詔欽博士の講話によれば、大乗仏教経典は全部で五千巻ほどあり、そのうち「大般若心経」の経典が六百巻ほどを占めるという。それを3~5世紀に、僅か262文字に凝縮し経典として完成させた、南インドの仏教者の英知はまさに驚嘆に値する。サンスクリット語で書かれたこの経典は、インドから中国に持ち帰られ、宋代までに七度漢訳されたものが広まったという。日本では、649年、玄奘三蔵がインドから持ち帰って漢訳したこの経典が、推古天皇時代に伝わり今日に至っているとのことである。

 説かれている空と色の教えは、宇宙真理にも通じているとして、最先端の宇宙物理学者たちにも注目されていることを、本やNHK番組「モーガンフリーマンの時空を超えて」で知った。・私にとって“般若心経”の暗誦は、挑戦中のヨーガ、座禅や瞑想に取り入れるなど、日常に仏教最高の知恵に触れる機会ができたことが嬉しい。
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2 コメント

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般若心経 (とびとび)
2017-09-29 10:57:28
おはようございます
800枚越えの写経素晴らしいですね

私も 四国88か所参りと西国
33か所参りの前に200枚1年がかりでかきお寺に納めました もう3年くらい前です

もう一度四国88か所参りに行きたいと思って写経をしていますがたまにしかできていません



コメントありがとうございます (カラマツ)
2017-09-29 17:46:20
 とびとびさんは、願い事を書いて結願寺に収められたということですね。
私の場合、願文の所に写経〇〇日と書いたただの記録です。お寺に奉納したことはありません。

 以前、秩父、坂東、西国の日本百観音霊場巡りをしたことがあります。
しかしそれも、日本百名山登山達成後の目標で納経帳にご朱印と記帳をしてもらうための参拝でした。

 四国88ヶ寺、興味はありますが、まだ一度も巡拝したことはありません。

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