八ヶ岳山麓の暮らし

標高およそ1,200mの八ヶ岳山麓で、見たり聞いたり経験したことを気ままに書いています。

星めぐりの歌

2016-06-03 06:12:53 | 日記
 この歌を初めて聞いたのは、田中裕子さんと今は亡き高倉健さんが夫婦役を演じた映画「あなたへ」を見た時で、大分県竹田の岡城址で歌っていたシーンは印象深く残っている。その歌が宮沢賢治・作詞作曲だと知ったのは、その後、隣・原村の八ヶ岳自然文化園のプラネタリウム館で見た、加賀谷穣(ユタカ)・玲兄弟の映像と音楽による「銀河鉄道の夜」という映画だった。

 そのプラネタリウム映画には、歌手として井上ヒロコさんとMIGAさんの2人と、岩手出身の声優・桑島法子さんが朗読で参加していた。井上ヒロコさんの歌う「One night」も気に入ったが、MIGAさんの「星めぐりの歌」と「賛美歌320番・主よみもとに近づかん」には、心が震えるほど感動した。

 同じ映像と音楽を家で楽しみたくて、アスク社の「銀河鉄道の夜PREMIUM DVD BOX」を購入した。その中には本編DVDに加えて、銀河鉄道の夜サウンドトラックCD、加賀谷穣さんと宮沢賢治の弟・宮沢清六さんの孫宮沢和樹さん及び桑島法子さんとの対談DVD、そして桑島法子さんによる銀河鉄道の夜・全編朗読DVDと本が含まれていた。

 ジョバンニが、川で行方不明になったカムパネルラと乗った銀河鉄道。それは亡くなった人が、天国に行くために乗る銀河空間を走る汽車だった。この物語と星めぐりの歌は、宮沢賢治か子供の頃に経験した原体験から創作されたのだろうか?遠い昔に読んでよくわからなかったこの物語も、今は理解できるような気がしている。美しい映像と音楽、そして歌や朗読で構成されたこのプラネタリウム映画「銀河鉄道の夜」は、宮沢賢治の世界の忠実な表現を試みた、今日の最高傑作ではないかと思う。

あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の つばさ
あおいめだまの 小いぬ
ひかりのへびの とぐろ
オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす

アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち
大ぐまのあしを きたに
五つのばした ところ
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて
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2 コメント

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初めまして (たにむらこうせつ)
2016-06-06 10:43:57
詩が綺麗ですね・・・星は目に浮かびます。
みんなのブログからきました。
詩を書いています・・・よろしくお願いします。
コメントありがとうございます (カラマツ)
2016-06-07 06:59:36
 宮沢賢治の世界を改めて知ることになった詩。
良い詩と音楽と映像に出会えたと思っています。
星と星座を知って見れば、想像の世界が広がります。

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