sepak鳥in札幌→函館→札幌

北海道から、鳥や虫や植物のこと・セパタクローのことを気長に書いていこうと思います。

大間港の住人

2009-04-08 | カモメ
2006-2007シーズンに開始した函館-大間航路を使った航路センサス。

この冬で3シーズン目の冬を終えました。

今月も中旬くらいになれば、オーストラリアからハシボソミズナギドリの大群がやってきます!!


今日は航路ではなく、大間の港にいるカモメの話です。

大間の港には最初の冬から毎冬飛来しているカモメがいます。


それがこの個体。
撮影は3月下旬。

一見セグロカモメの第4回冬羽風なんですが、
僕らはモンゴルカモメなんじゃないかと疑っています。


初列風切の黒斑はP4までの7枚。


この個体は第2回冬羽の時から継続観察できているので面白い!!

昨シーズン(第3回冬羽)の時。

2月下旬。






2シーズン前(第2回冬羽)。

2月下旬。





こうやって並べてみて思うけど、もう1シーズン前(幼鳥)から見たかった!!

モンゴルの2nd、3rdは難しい・・・

でも4thを見た感じはモンゴルっぽい気がする。

また来年、今度はadultを見せてほしいですね。


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2 コメント

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Unknown (nivalis)
2009-04-09 18:48:47
頭部からお腹にかけて白いですね。 初列の黒も多め。
同じ個体を2ndから4thまで見られるのは凄いです!
とても貴重な映像ですね。 3rdでも尾羽に黒が残っているのですね。
1stが分かれば同定しやすかったのに残念です。
来年adultになって戻って来てくれることを期待しましょう。
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Unknown (クラ@函館)
2009-04-10 11:40:30
>nivalisさま
モンゴルは一発で分かるような個体もいるのですが、
この個体みたいにかなり悩ましい個体もいて困ります・・・

でもそんな悩ましい個体を継続観察できてるのはかなり貴重な経験です!!

来シーズンも要注目です!
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