庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

道路特定財源その2

2008-01-28 04:08:53 | Weblog
揮発油税問題での暫定税率堅持に向けて、地方の首長や議員たちが大騒ぎしている。東国原宮崎県知事は「宮崎県には高速道路が1本もない。地方にも高速道路を建設すべきだ」との発言・・・本当に各地方に高速道路の整備が必要なのであろうか?ある地方の企業経営者と方とお話をさせていただいたとき「高速道路は必要とは思わない。必要と思っているのは建設業者と国会議員と国土交通省の役人だと思う。高速道路よりも通学路の整備や県や市町村道の整備を優先して欲しい」とのこと。
道路と鉄道では違うが、長野県などでは新幹線開通により在来線沿線の市町村が衰退した。同じことが高速道路整備により、地方の過疎化に拍車がかかる可能性がある。高速道路建設については、地域住民の要望を取り入れることが必要であり、国会議員や建設業者のための道路建設になってはならない・・・・