庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

中川秀直氏と片山虎之助氏の得意技

2007-06-14 05:28:37 | Weblog
自民党・中川幹事長は、講演で国家公務員法改正、社会保険庁改革関連法案、教育関連法案を「絶対に廃案にはしない。不退転の決意で取り組み、必ず成立させる」「教育や年金という公共サービスを自治労や日教組の支配から開放するものだ」と発言している。
また、自民党参議院幹事長・片山虎之助氏は、10日、日曜のテレビ番組で、社会保険庁の「年金問題」で年金制度設計をした当時の厚生大臣菅直人氏(民主党代表代行)と社会保険庁の労働組合の責任を追及していた。
これは、まさに自民党のお得意の「責任転嫁」に他ならない・・・国家公務員法改正問題では、高級官僚の誰からも「反対意見」がない・・・それは、この法案が通過することによって「天下り」が今以上に行われるからである。
また、社会保険庁の問題にしても、確かに菅直人氏が制度設計をしたが、実行責任者は、当時の小泉純一郎氏であるからだ・・・この責任転嫁で思い出したことがある。汚職などで、自民党の議員先生は、責任を追及されると「私は知らない。秘書がやったこと・・・」といつものパターンを思い出した。我々、庶民もそろそろ自民党の「言い逃れ」「責任転嫁」に気がつくべきである。