おちあいさんち

うちで休んでけよ。

妄想タイフ~ン

2007-07-15 02:05:38 | Weblog
俺は昔から、台風が来るといつも思うことがある。

家が浸水するほどの豪雨に見舞われて、にっちもさっちもいかんですわい。ってなって、近くの小学校の体育館(避難所)までボートでいくですよ。

避難所には友達やその家族が大勢いて、ピーチクパーチクしゃべったり。ゲームしたり。夕時になると、チープな食事が並ぶんだけど、シャケのオニギリが、異常においしく感じたりして。


食った後は、そうだな、友達と先生に会いに行くことにしよう。そんで、音楽の先生と、保険の先生と世間話。
教頭の陰口とか職員室の上下関係を、楽しくて聞かせてくれてね。気がつくと時間がたってて。

「あ、先生!台風にも目があるんですか!!」

「そうよ。ちゃんとみんなのことも見てて、悪い子のところに向かっていくの。だからみんな、夜更かししちゃだめよ」 

と、保険の「矢田亜希子」先生に頭をなでられるわけ。


どうですか。これ。

そして、子供たちの寝た後は、大人の時間。
教頭先生と、管理職の先生方がマージャンを始めるすきを見計らって、保険(矢田亜希子)の先生が、そっと体育倉庫へ消えていく。
そこには、弱小の少年野球チームのコーチ(伊藤英明)が。扉を音もなく、すばやく閉めると、カチャリと、鍵をかける音が・・・


はぁ、どうでもいいけど、超最強クラスの台風が来て、
五連休とかになんねぇかなぁ。



やれやれ・・・

2007-06-17 23:21:54 | Weblog
今日も恐怖の夕飯でした。

目の前には、水分を失った感じの冷やし中華が。

恐る恐るお箸をにぎる。

しかたなく、麺に箸を入れ、口に運ぼうとすると・・・




お皿まで持ち上がった。


やれやれ・・・

かぁちゃん、食えるもんを、出してくれ。


そんな不器用な人々へ。

2007-06-15 00:49:07 | Weblog
たとえば、仕事でわからないことがあったとき、
「もう一度教えて下さい」なんて言えますかね。

とっても仲が良い人に、
「それは違うよ」とか「昨日は本当にごめんね」
とか言えますかね。

かわいい子を目の前にしたとき、しらふの状態で
「きれい顔だね」なんて言えますかね。

気が乗らない会社の飲み会の誘いをしっかりNO!!
と断れていますかね。

久しぶり会った友達に、自慢ばかりしてませんかね。

大して仲がよくもなく、大して関心もないのに、
あいずちうったり、愛想笑いしてませんかね。


素直になれないのが人間ですが。
気疲れは日本人の職業病でありますが。
難しい世の中でありますが。
日本は入梅をしていますが・・・etc



ババロアでも食って、気を取り直していこう。

 



PS
今週すべて終電。毎日毎日鉄板で焼かれる「たい焼き」君です。仕事の苦労話。日々の失敗談。大募集。




タクシーに乗った、神様

2007-06-13 00:22:18 | Weblog
今日も終電。



満員電車に揺られ、疲れたサラリーマンと肩を並べる。

睡眠不足と欲求不満の体を、電車のドアに持たせかける。

流れていく埼京線の景色は、無機質そのもの。

窓に映る人々の顔は、皆うつむいている。

俺もその中のひとつ。


最寄り駅に着くことには、もう、自転車にまたがる力はなく。

よろよろと、タクシー乗り場へ。



黒いタクシー。

心と体の重みが、すべてソファーに。
ずいぶん久しぶりに、腰を下ろした気がする。


家に着くころ。タクシーのメーターは消えていた。

「最後のお客さんはサービス。初乗りだけでいいよ。
                    お疲れ様。」

運ちゃん、すっげ~うれしかったよ。

じぃさん、死んじゃうのかな。

2007-04-07 01:12:11 | Weblog
知っている人もいるかもしれんが、
うちのじぃさんは名は金蔵という。


第一次大戦、第二次大戦を、見事無傷で潜り抜けた、
幸運の持ち主である。
93歳の現在も、毎日元気に、ケアハウスに出勤し、
一日4回の食事と、3回の風呂、そして死んだばぁちゃんへのお線香は欠かさない。
俺はこのじぃさんと、一緒に住んでいる。


昔からちょっとすっとぼけたじぃさん。
俺のチャリンコを直すといって、ブレーキのゴムのところに、油をさしたり、焼酎をビール割ってちゃんぽんしてぶっ倒れたり、お正月に半袖で出かけて失神したり。


ま、ようはボケちゃってる。


そのボケが、最近加速している。

たとえば

父「じぃさんおはよう」
祖父「誰だあんた」


実の息子だろうが。



頻繁に発するのが、
「早く家に帰りたい」

ここが家ですけど。



じぃさんはもう味覚がないらしい。
飯をいくらくっても、お腹がかいっぱいにならないらしい。
真冬でも真夏でも、温度の変化も感じないらしい。
聴覚も、日々失われていく。



耳と足が悪くて、
視力がなぜか2.0のじぃさん。
一年間の年金総額が、俺の年俸より高いじぃさん。
俺のことをやったくん(ゆうたくん)というじぃさん。


「ある朝、起きなかった。」
見たいな死に方をしてほしい。

どうせ死ぬなら、気づかないうちが、幸せじゃねぇかな。


埼京クジラ

2007-03-24 01:49:18 | Weblog
埼京線が新宿駅でとまりました。

扉を開けたまま、30分間の遅延。
その間に、どやどやと人々は群がり、
束になって、車内へ流れ込んできました。

目視による判断ですが、
乗車率はおよそ400%。

タコヅメになった車内には、アルコールと香水とタバコのにおいがドッキングした、とても摩訶不思議な、ドロリとしたニオイが立ち込めています。


30分も停車時間があると、
5分に一度、ビッグウェーブが来ます。
ザブ~ンって音がするように、人波が一気に押し寄せ、
車内を圧迫します。

「う~、ぐ~、あっは」
悲鳴とも、呻きとも判断がつかない声が、車内のあちこちから聞こえます。


何とか座席をキープできたので、他人事のように車内を観察。
この状況で、いつも感じることがあります。


(小人になって、人々の足元を探検したい。)



人間、上半身は一つしかないが、
下半身は二つ。
車内に100人いるとしたら、
200本の足があるわけだ。

小人になってみたら、
きっととんでもない密林に迷い込んだような心持がするのではなかろうか。

と、流暢なことを考えていると、車内の中から、悲鳴が!!


「いい加減にしてください!!」

ぬるま湯とかした車内の空気が、一瞬にして凍りつく。


そう、埼京線名物「痴漢」である。


パンパンに膨れ上がった車内の目線が、一気に泳ぎ始める。現場を一目見ようと。


しかしもちろん、犯人はわからずじまい。これだけの超満員であれば、わからなくてもしかたがない。というより、ただ立っているだけでも、充分犯罪の余地がある。隣合う人と触れ合ってしまうのは仕方がないのだ。


凍てついた車内の空気が、徐々に解け始めると、
いよいよ発車の時間を迎えることとなる。

ドアがギュ~っと絞るように、ゆったりとしまる。

一瞬の静寂。
妙に耳につく、ウォークマンの音漏れ。

グラッ、グラッと、身震いをし、電車が滑り出す。
何百、もしからした千何百人の人々を乗せてもなお動く列車。
それはもう、馬力で動く乗り物ではない。生き物だ。

大量の食事を終えた、鯨の胃袋にいるような気がしてきたよ。

動く電車。波打つ人々。漏れる呻き。

勤労と言ういう名の、生き物だ。



有罪カテゴライズ

2007-03-17 02:10:31 | Weblog
人生を、いくつかのカテゴリーに別けると、
幼年期,若年期、青年期,壮年期、老年期になる(たぶん)。
ここで注目したいのが、20歳から35歳くらいまでを指す青年期。



これ、
非常に男目線。

これじゃ、20代の女性まで、「青年期」になってしまうじゃないか。

そこで、
「女性期」というのはどうだろう? (エロい響きだ)

なかでも、ダイナマイトボディの人は、「核兵期」の称号を与る。
悪くないな。



ま、これは冗談だけど,
年齢とか世代の捉え方って、
年を追うごとによくわからなくなっていく。


20で大人ってのも微妙だし,
いつからいつまでが「青年」なのか、よくわからない。
壮年なんて、かっこいい言い方があるけど、
結局は「中年」。

カテゴリー別けしたり、ランキングつけたり、成績つけたり、
しかもそれ信じきったり。

日本人がアタマ硬いってのは
こういう先入観づくりを一生懸命やっちまってるからじゃねぇかな。

カテゴライズは罪だね。

偉大なる性欲の力

2007-02-09 00:24:41 | Weblog
俺は基本的に、一日二回のマスターベーションを習慣としている。

オカズはもともと空想に頼っていたが、
最近では・・・

ま、そんなことはいいとして。

一日二回というのはこの年齢にしては多いと思う。
周辺にいるイケメン諸君はもっぱら合コンへ行き、風俗へ行き、
その性欲を余すところなく解消しているのだろう。

だがその性欲である。
「女の体」を求める欲、
「女を支配」する欲、
あるいは
女の子の場合
「快感の絶頂」を体感したい欲。
「お互い愛し合っているのだ」と認識したい欲。


このさまざまな欲の集合体である性欲を




もてあますこと。



それが日常における一つのバイタリティにつながることを俺はうたがわない。

つまり、欲を発散するのでなく、
他の方向へ向けること、その大きな欲は、大きな活力へとつながるのだ。

マスターべーションを少し我慢してみる。
仕事、読書、おしゃべりなどに気をまぎらわせる。
そちらに気が向いた瞬間、驚くべき集中力を人間は(というか男は)発揮するのだ。

欲の力を、生きる力へ。

きちんと寒くなれ!!

2007-02-06 23:47:36 | Weblog
冬がしっかりと寒いことは、良いことだと思う。

朝の出勤時間帯。
分厚いコートを羽織って、外に一歩出たとき。
まったく寒くない、と感じるあの瞬間。

まるで季節に勝利したような優越感を感じてしまう。
何かに守られているような安堵感を覚える。

~それは、豪雨のとき、クルマの窓から、
傘を斜めにさして、必死に立ちこぎをするチャリを見た瞬間にもにている~



同様に、真夏も厚いに限る。
友達と海水浴に行った日が記録的な猛暑だったら、
得をした気分になる。


四季はきちんと来てほしいものだ。





妹に恋をする

2007-01-21 03:20:47 | Weblog
例えば自分が女だったとする。

身分は高校生で18歳。(今年受験)

予備校には通わず、教科書で勉強できるタイプで、クラスでも万年学級委員。
そして、幼いころから家事手伝いをこなしてきたしっかりモノ。
家でも外でも気丈に振舞う女の子なのだ。
それは街の名医として慕われていた父に、先立たれたせいでもあったのかもしれない。
そして、そのココロのよりどころは、5つ年上の兄だった。

兄は、女手一つで家族を支える母の期待に答え、大学へ進み、今は研修医をしている。貧乏人を見ると、ついタダで診察してしまう父を尊敬したいたのだ。


妹は、大人になるにつれ、抑えきれない思いを抱き始めてしまう。
「兄が、好きだ」

そして、兄も…。


主演、長澤まさみ・劇団ひとり

どうよこれ。

近親の恋愛とか、同性愛のドラマって、
美男美女しかゆるされないよね。

ものすごいブサイクな兄とかわいい妹の話じゃ誰もみね~わな。
レズ、ホモ、近親なんてちょっとタブーなストーリーを成立させるためには、
どうしても美男美女でオブラートかけないと、
とてもじゃないけどみれない。
それに、自分が妹で、ブサイクな兄貴(劇団一人)にコクられたら、
マジ引くな。