どうぶつ番外物語

手垢のつかないコトバと切り口で展開する短編小説、ポエム、コラム等を中心にブログ開設11年目を疾走中。

ポエム162 『天狗の団扇がお似合いか』

2017-06-15 00:59:00 | ポエム

 

     アンスリウム・アンドレアヌム

    (城跡ほっつき歩記)より

 

 

 

  何かに似てる 誰かに似てる

  そんなことを思ったことはないですか

 

  トレンド女優に似てる イケメン男優に似てる

  鏡の中の自分にうっとりした時期もあったでしょう

 

  誰に似ているか 何に似ているか 

  音声や匂いや味が何に似ているのかって・・・・

 

  そうなんだよなあ 

  ものごとを認識するしょっぱなはそれなんだ

 

  アンスリウム・アンドレアヌムは南米原産

  日本に来て「大紅団扇」と名付けられたんだって

 

  赤く光沢のある仏炎苞は天狗の団扇にそっくりさ

  そのうえ長く伸びた花穂は天狗の鼻そのもの

 

  アンスリウム自身も案外お気に入りらしい

  大紅団扇でもいけど「天狗の団扇」はもっといい、と

 

  役行者も登場の山伏信仰から生まれた天狗さんだが

  シルクロード由来の伎楽面を模したとする話もなかなかだ

 

  鼻高天狗に似ているアンスリウム・アンドレアヌムよ

  顔まで赤くして団扇の季節を扇ぎつづけようか

 

  それとも哲学的認識論のサンプルに取り上げようか

  「むしろこいつはヘーゲルに似ているぞ」なんて

 

 

 

 

 

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7 コメント

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天狗大好き (知恵熱おやじ)
2017-06-17 03:19:08
ちょっとスリムな天狗の団扇・・・それもいいねー

僕は天狗が大好きで・・・というより何十年も前から秘かに『鞍馬山の天狗』を自分の守り神と思っていて、京都方面に行くときは時間があれば鞍馬山に足が向きます。
義経(牛若丸)が好きということもありますが・・・

鞍馬寺の尊天は寺には珍しく「宇宙の大霊・大光明・大活動体」つまり宇宙エネルギーとされており、北方向から京都の街を守っているということです。

そしてその寺を守っているのが「天狗」で、寺域には天狗の像が睨みを利かせています。

気のせいか鞍馬の山に入ると身が引き締まり、元気が出るのです。
気のせいかもしれませんが・・・・

いつもあまり中身の入っていない我が財布には、小さな団扇らしい図と「尊天守護・鞍馬山」と書かれただけのシンプルで古びた御守りが入っています。

地下鉄などで財布を落としたときも不思議に中身もそのままで、戻ってくるのです。

せっかくの詩とずれたコメントですみません。
天狗の威力 (tadaox)
2017-06-19 00:31:35
(知恵熱おやじ)さま、天狗好きとは知りませんでした。
それに守り神にしているとは・・・・。

鞍馬寺へは行ったことがないのですが、なんだかエネルギィーを感じられる場所のようですね。
今風にいえばパワースポット、歴史の重みも加わって霊験あらたかなんでしょうか。

いつも楽しいコメントをありがとうございます。
金曜日から出かけていて、返信が遅れすみませんでした。
ご神体はひとつの石 (知恵熱おやじ)
2017-06-19 05:42:32
鞍馬寺を守る仏像はいくつもありますが、エネルギーの本体は寺域にゴロンとあるひとつの石です。

そのことも私を惹きつけます。

づいぶん昔ある女性霊能者を取材したことがあるのですが、その方が鞍馬寺で撮った写真に奇妙な光の乱舞が多数写っていて・・・それがエネルギー体だということでした。

本当のところは何なのか私には判断が尽きませんが・・・寺域に入ると私にも何かわからないものが伝わってきてます。内なる力が湧いてくるような・・・
本体は石ですか、神社の片鱗も (tadaox)
2017-06-19 19:14:45
(知恵熱おやじ) さま、寺域にゴロンとあるひとつの石が鞍馬寺の本体とのこと、寺のイメージとは大分かけ離れていますね。

ぼくは若い頃、飛鳥や葛城を中心にひと夏(3ヶ月)奈良の寺社・遺跡を経巡ったことがありますが、こうしたシンプルな御神体は神社に多かったです。

もっとも、この地域には寺だ神社だと色分けできない古くからの神が居て、中でも「一言主の神社」というのがすっかり気に入ってしまいました。

自然物に神やエネルギーが宿ると考える思考・信仰は一番ぴったりきますね・。
鞍馬寺は天狗にふさわしい場所なのでしょう。

なにかの暗示かどうかはわかりませんが、一昨日小屋に泊まった際、おやじ様のご著書「霊障の○○」を手に取っておりました。
取材されたのは、この方だったでしょうか。

宇宙神と説明されています (知恵熱おやじ)
2017-06-20 06:18:53
鞍馬寺は「寺」とは付いていますが、沿革書では「宇宙神」と説明されています。

それ故どの寺の系列にも属さない、独立した存在だそうです。初めて行ったときそんな説明を受けました。

窪庭さんがおっしゃるように、古神道的考え方であろうと私も受け止めています。
しかも神社の系譜でもないわけで・・・私はそんなところにも惹かれるのですが。
霊象の真実は・・・ (知恵熱おやじ)
2017-06-20 06:48:15
小著『霊象の真実』は神奈川県のある一家の人々に起こった霊現象を追跡したものです。

中川雅仁という気功師が関わって、霊現象が伝えてくる事象の背景に存在する現実的事実を一つずつ解き明かしていった過程を、ドキュメントのように追いかけた作品です。

先のコメントでちょっと触れた女性霊能者はまた別人です。
いいね「宇宙神」 (tadaox)
2017-06-20 20:09:29
(知恵熱おやじ) さま、「宇宙神」という発想は最高ですね。
古神道という分野は、日本国あるいは日本人のルーツと密接な関係があるわけで、天孫降臨からして宇宙を意識していた証でしょう。

なお、御著「霊象の真実」を誤って表記しすみませんでした。
取材対象も中川雅仁師でしたね。いま思い出しました。
いろいろと失礼の段、お許しください。

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