ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

さいごの色町 飛田

2017年03月07日 | 読みました
 

     さいごの色街 飛田    井上 理津子


  

  



この本の存在を知ったのは数年前でした。何時か読んでみたいと思
っていました。図書館にあることも調べていました。今年になって、ふ
と本屋さんの棚にある文庫本のこの本を見つけました。「買おうかな
~?」と思って手に取ったのですが、図書館にある事を思い出して、
図書館から借りてきました。


この本が書かれた2011年には「いろまち飛田」は在ったようですが、
今もあるのでしょうか? ネットで調べてはみたのですが、よく分か
りません。戦後、色町は廃止されたはずなんですが、何故「飛田」だ
けが残っているのだろうか? 読んでいても分かりませんでした。

神戸にも「福原」という色町がありました。新開地の一筋東側でした。
私が15.6歳の時に廃止が決まって、色町がなくなったことは知って
いました。だから、形を変えて、隠れた個人的な形としては残っても、
日本中から色町は消えたと思っていました。

色町は「売春」を指すと思いますが、「花街」は「芸」を売る「芸者」さ
んのいる町ですね。神戸には「花隈」という花町があります。元町の
北にありましたから、元町で生まれ育った私は昼間の「芸者さん」も
よく見ました。昼は普通に服を着ていますが、とても垢抜けていて、
「綺麗な人だな~」と思っていました。すぐ見分けがつきましたよ。

                                 (2960回)

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