私の記憶と感性 そして 下書きのない日記 №52

多可が50 去れども半世紀の人生で この三百六十五段の湯けむり漂う
町に来てからの記憶と感性です

★下駄屋               鼻緒で ・・・

2015-10-10 06:30:38 | 日記
足の親指と人指し指の股を刺激してバランスを取って来た日本人は
戦前 平均身長が158cmの小さい体でスピ-ディに動き大きい外人と何ら変わりなく
戦って居た姿をイギリス軍は 日本兵を分析して亜細亜人の中では 兎に角とスバシッコく
腰の作りが違う民族だと言つています


下駄屋の看板に使われて居たらしいです


長野県諏訪湖で最初に行なわれた下駄スケ-トは 19世紀末~昭和35年まで行なわれて居ました


福島県の女子下駄スケ-タ-らしいです


下駄の裏に鎹カスガイを打ち付けた物です

日本には緒を用いる履物として足を乗せる部分に木の台を用いる下駄 草や樹皮などの柔らかい材料を用いる草履(ぞうり)
緒が踵まで覆い足から離れないように踵の後ろで結ぶ草鞋(わらじ)の3つがある
下駄は 中国及び朝鮮半島にもあるが日本語の下駄にあたる言葉はなく木靴まで含めて木履という

人の足を載せる部分を台という現代では 材は主に桐、杉が使われる 
暖かい地方より寒い地方のほうが年輪が細かくなり見た目に美しいため東北地方の桐材は高級とされる
会津の桐材は下駄の台としての評価が高い杉では 神代杉と大分県日田市の日田杉が有名

台の下に付けるのが歯で通常は前後2個だが1個のもの3個のものもある
一つの木から台と歯を作るものを、連歯下駄(俗称くりぬき)、別に作った歯を台に取り付けるのを差し歯下駄という 
歯が一本の「一本歯下駄(高下駄)は 天狗や修験者が履くイメージが強い そのため山での修行に使うとも言われる
「舟形」あるいは「右近」と呼ばれる歯が無いものもある。 歯の材は樫、欅、朴(ほお)など 特に朴は 
樹種の中では高硬度で歩行時の摩耗が比較的少なく下駄の寿命が長く重宝された 
『朴歯の下駄』という題名の小説やバンカラ学生が履くのは朴歯の下駄、という時代もあった
また 磨耗した歯を入れ替える商売も存在した

台には 3つの穴を穿つ前に1つ後ろに左右並んで2つ これを眼という後ろの眼の位置は地域によって異なり
関東では 歯の前 関西では 歯の後ろが一般的である

眼に通す紐を緒または鼻緒という鼻緒はもと緒の先端部の足指がかかるところを意味したが今では緒の全体を指すようになった
緒の材質は様々で古くは麻、棕櫚、稲藁、竹の皮、蔓、革などを用い多くの場合これを布で覆って仕上げた
色とりどりの鼻緒があることから「花緒」とも書く

下駄の音

木製であるため歩くと特徴的な音がする 「カラコロ」あるいは「カランコロン」と表現されることが多い
そのため祭りや花火の日に浴衣姿で歩く場合や温泉街の街歩きなどでは雰囲気を出す音であっても現代の町中では
騒音と受け取られることも多く(床が傷むことも含め)「下駄お断り」の場所も少なからずある。この対策として
歯にゴムを貼った 下駄も販売されている 歯にゴムを貼る目的は音だけではなく今日の舗装道路では歯が異常に早く
摩耗するため それを防ぐためにゴムを貼るケースも少なくない これは硬い朴歯でも同じである

下駄の足跡

歯を持っているため下駄の足跡には独特の痕跡が残る

歌人の田捨女(今の丹波市、江戸時代の女六歌仙の一人)は 6歳のとき「雪の朝 二の字二の字の 下駄のあと」と詠んでいる

用途

かつて道路が舗装されていなかった時代には 雨などが降って道がぬかるむと草履等では ぬかるみに足が埋まってしまったが
高さのある下駄は ぬかるみに埋まりにくかったため重宝された

下駄は普段着と組み合わせることが多い浴衣の際は素足に下駄が基本である 今では和装に組み合わせる事がほとんどだが
かつては 普段着の洋装に下駄を履く場合もよくあった 男子学生がファッションとして崩れた洋服(学生服)などに
下駄を履いていることをバンカラと呼ぶ

現代の日本では ビニール素材の軽装履(サンダル構造の草履)やスニーカーにとって代わられ一般的には履かれることは
少なくなった これは 1964年東京オリンピックを契機に それまで9割以上が砂利道であった市町村道にも急激に
アスファルトによる舗装が広まっていったこととも関係していると思われる 
舗装した道路で下駄を履いて歩くときにカラコロと音を立てて歩くと下駄の歯が異常に早く摩耗してしまうのが嫌われた事
後述するように騒音と受け取る人が増えたのが原因と考えられる

1995年頃以降[要出典]若い女性が「かわいいし音がいい」と下駄を普段履きとして履く若年女性が増えた
また 浴衣の流行に伴い下駄の人気も回復しつつある

温泉の旅館では 浴衣と下駄が備え付けてあり外湯に行く場合は旅館は下駄を貸し それを履いて出かける
城崎温泉、鳴子温泉など下駄履きを前提としたまちづくりをした温泉街もあり下駄のレンタルがある地域もある

なお 裁判所に行くとき下駄は禁止である 下駄で行くと裁判所が用意したゴムのサンダルに履き替えさせられる
後述するようにゴムを張った下駄であっても同様の措置が取られる

下駄の生産は広島県福山市松永地域や大分県日田市を中心に、福島、長野、新潟、秋田、静岡などの産地がある

★この作品は 観覧人数が一位に成りました 有り難う御座います

s10683726@ybb.ne.jp

最新の画像もっと見る

コメントを投稿