サッカー日誌 / 2011年07月17日


女子は三決もおもしろい


女子ワールドカップ観戦日誌(22)

7月16日(土) 
3位決定戦
スウェーデン 2対1 ランス(17:30 ジンスハイム) 

★勝って手放しの喜びよう
 スウェーデン対フランスの3位決定戦を見て「女子の3位決定戦はおもしろい」と思った。男子では優勝を逃した「抜け殻」同士になって真剣さに欠けることもあるが、女子は金メダルを逃しても、勝負にこだわって、けんめいにプレーするようだ。
 試合が終わった瞬間、勝ったスウェーデンは全員飛び上がって手放しの大喜びだった。一方、負けたフランスは地面にへたり込んだり、ぶっきれて怒鳴り散らしたり、悔しさをぶちまけていた。「3位にそんなにこだわっているのか」と、びっくりした。
 なかなかの好試合だった。前半29分にスウェーデンが先制、後半11分にフランスが追いついて、せめぎ合いになった。スウェーデンは後半23分にレッドカードによる退場者が出て10人になったが、後半37分にコーナーキックからつかんだチャンスを生かして決勝点を挙げた。

★フランスはリヨンが主力
 フランスは「オリンピック・リヨン」(FCF Olympique Lyonnais)のメンバーが主力である。先発メンバーのうち7人がリヨン所属、守備ラインは4人ともリヨンだった。前半32分にゴールキーパーが負傷退場し、交代で出てきたのがリヨン所属だったので、後方の守りは全員リヨンになった。
 スウェーデンはエースのロタ・シェリンのワントップだった。シェリンの所属クラブは、フランスの「オリンピック・リヨン」である。つまりフランスは、クラブの得点王を、同僚たちが寄ってたかって防ぐ形だった。
 フランスの2人のストッパーのうちの1人には、身長1m87㎝のレナードが起用されていた。知り尽くしているシェリンへの対策として起用されたに違いない。
 欧州勢同士の対戦のおもしろさである。

★ツボにはまると鋭い
 フランスのストッパーは2人ともアフリカ系である。シェリンのスピードと足技をよく押さえていた。
 フランスは前半、リードされると32分にトーミスを交代出場させた。これもアフリカ系である。後半に入っての同点ゴールは、このトーミスが決めた。俊敏でスピードがある。
 スウェーデンの決勝点は、後半17分に入ったハマーシュトロームだった。判断もプレーもちょっと遅いように見えていたのだが、1人をかわしてシュートしたときの、すばやさと巧さは見違えるようだった。
 「なでしこ」に比べると、スウェーデンもフランスも、全体としては、ボール扱いが巧いとは言えない。しかし、自分のツボにはまったときには鋭い武器をもっているようだ。
フランスは毛色の違う選手が加わっているところもおもしろい。


VIP席に上がってメダルを受け取ったスウェーデン選手。


※前日の日誌の訂正 女子チームスポーツで、日本が世界的大会の1位になったものに2008年北京オリンピック金メダルのソフトボールがありました。訂正、追加します。

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