サッカー日誌 / 2011年07月01日


メディアサービスを考える


女子ワールドカップ観戦日誌(2)
(6月25日 大会前日のベルリン)

★大会用の優待鉄道パス
 6月25日午前、フランクフルトからベルリンに向かった。開幕試合が26日にベルリンで行われるからである。
 前の日にフランクフルト中央駅で女子ワールドカップ用に売り出されているDB(ドイツ鉄道)の一般向け割引パスを買っておいた。299ユーロ(約36,000円)。1ヵ月間、全国の鉄道乗り放題である。移動のたびに、いちいち切符を買わないですむので助かる。
 メディアのための特別優待パスもあって、これは499ユーロ。1等(日本でいえばグリーン車)だから高い。一般向けの通常の1等パスは600ユーロ以上だということだった。それに比べると、メディア用は100ユーロ(約12,000円)以上割引されている。しかし、ヨーロッパの列車の座席は、ゆったりしているので2等で十分である。
 実利をとって、1等のメディア用優待パスではなく、2等の一般用大会パスを買った。

★小規模なメディアセンター
 ベルリン・オリンピック競技場の外の登録センターで記者証(ADカード)を受け取って、スタジアム内に設けられているメディアセンターに入った。
 そこで、メディア(報道)用の資料の入ったアディダスのリュックサックをもらった。たまたま会った日本のライター仲間が「いいお土産をくれた」という。
 ぼくの考えでは、メディアのプロにとって必要なのは、優待パスやお土産のリュックサックではなく、多くの人々に知らせるための的確な情報である。役立つ情報を、きちんと提供するのが「メディアサービス」である。
 男子の大会にくらべると、女子のワールドカップのメディアサービスは、かなり小規模である。しかし、優待サービスではなく、女子サッカーの普及、発展に役立つ取材をしてもらうための情報サービスを期待したいと思う。

★ゲイのお祭りパレードに出会う
 ベルリンでの宿泊は「動物園前駅」(ツォー)近くのホテルである。
 ホテルの前のクアフュアステンダム大通りで、土曜日の歩行者天国になっていた。そこで大型の車を連ねたパレードが行われているのに出くわした。どの車にも「フェアプレーを」と表示があり、なかにはサッカーボールを飾ったのもある。てっきり女子ワールドカップ開幕祝いのパレードかと思ったが、異様な仮装をした人たちが踊っていて、どうも様子がおかしい。訊ねてみたら「ゲイのお祭りのパレードだよ」ということだった。「フェアプレーを」というのは、ゲイを差別するなということらしい。
 ベルリン市内でも、女子ワールドカップの飾り付けは目立たない。スポーツ大会は、日常の暮らしの一環として開かれようとしている。その中で、非日常的なゲイのパレードに行き当たったのが面白かった。


ゲイのパレード。大会には関係ない。



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