南アフリカW杯 / 2010年06月28日


アフリカは変わりつつある


南ア・ワールドカップ旅日誌(21)
6月26日(土) 

ラウンド16 第1日
ガーナ 2対1(延長)米国
(ルステンバーグ ロイヤル・バフォケン)

◇サッカーの第3世界同士
 ベスト16による決勝トーナメントの1回戦。この日はプレトリア、ヨハネスブルグでは試合がないので、ビバ!ハウスの住人は、観光に出かけたり、ハウスでテレビ中継漬けになったり、思い思いに過ごした。牛木とカメラマン3人のメディア組だけが片道3時間あまりのドライブでルステンバーグへ。カードは、ガーナ対米国である。
 ラウンド16では、イングランド対ドイツなど優勝候補同士の対決に注目が集まっているが、ガーナ対米国は別の意味で興味深いカードである。
 ワールドカップは、もともと欧州対南米の対決としてはじまった。現在にいたるまで優勝争いは欧州勢と南米勢である。
 しかし、21世紀に入って米国とアフリカ勢が力をつけてきた。米国対ガーナは、サッカーの第3世界同士の対決だった。

◇組織力もいいガーナ
 試合は、期待した通りの白熱した攻め合いになった。立ち上がり5分にガーナのボアテングが先取点。米国が手を尽くして反撃し後半17分にPKで同点。ほぼ互角の形勢のまま延長戦になった。延長になってすぐにアサモア・ジャンが決勝点をあげて振り切り、ガーナがベスト8進出を果たした。
 アフリカ勢の上位進出が珍しいとは言えない。しかし、これまでのアフリカ勢は、ジャンプの高さなど個人的な運動能力か、局地的な足技のうまさで評価されることが多かった。その能力がうまく生かされると番狂わせを起こすが、組織的な攻守やチームの規律に問題があった。しかし、今回のガーナは組織力がいい。選手たちが戦況全体を見てプレーしている。若い選手が訓練され、欧州の一流クラブで経験を積んだ結果ではないか。
 アフリカ勢が、さらに一段レベルをあげる先駆けではないかと思った。



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