サッカー日誌 / 2011年07月14日


優勝を狙って参加したスウェーデン


女子ワールドカップ観戦日誌(19)

7月12日(火) 
試合なし

★準決勝の組み合わせ
 準決勝の組み合わせは日本対スウェーデン、フランス対米国になった。おおざっぱな言い方をすれば、2試合とも「大型対小型」「技術派対体力派」ということになる。
 大型のプレーヤーでも、このレベルになればテクニックもしっかりしているから、この表現は正確ではないが、結果として、この二つのカードは「組織力対パワー」になるかもしれない。
 準々決勝が終わった時点で、スウェーデンはにわかに優勝候補に浮上してきた。もともとFIFAランキングでは、日本に次ぐ5位で欧州ではドイツに次ぐ力が認められていたのだが、3強の評判が高かったので、その陰に隠れていた。
 ところが、地元ドイツが日本に足をすくわれ、ブラジルが米国と当たって姿を消したので欧州勢の一番手になった

★澤穂希とショーグラン
 スウェーデンのメンバーはほとんどが身長1m70cm台。最長身はランドストロームの1m80cmである。一方の日本はほとんどが1m60cm台の前半だ。最長身は熊谷紗希の1m71cm、次がゴールキーパーの海堀あゆみの1m70cm。体格では勝負にならない。
 日本とスウェーデンが似ているところもある。
 スウェーデンの年齢構成は、最年長がショーグランの34歳、最年少がゲランソンの20歳。日本はチームのまとめ役として加わっている36歳の山郷のぞみを除くと、澤穂希が32歳で最年長。最年少が岩渕真奈の18歳。日本もスウェーデンも、ベテランと若手をバランスよくそろえている。スウェーデンのほうが、やや年齢は高い。
 スウェーデンの中心はショーグラン。判断力と速さと労働量。自分のプレーでチームを引っ張っていく。日本の澤に似ている。

★注目のロタ・シェリン
 スウェーデンは女子サッカーの先進国だが、ワールドカップ、オリンピックでは、いいところまで行きながらタイトルに恵まれていない。欧州では1980年代はノルウェー、1990年代以降は主としてドイツに阻まれてきた。今回は2年後、2013年の欧州選手権が自国で開催されるので、代表チームの強化に力を入れ、ひそかに優勝を狙って来たに違いない。
 スウェーデンは女子サッカーのコーチの輸出国である。米国代表のピア・スンダーゲ監督はスウェーデン人である。中国、スコットランド、フィンランドにも代表チームの指導者を送り込んだ実績がある。プレーヤーはドイツ、フランス、米国でも活躍している。
 ロタ・シェリンはフランスの「リヨン」のエース・ストライカーとして、2011年のUEFA女子チャンピオンズ・リーグ優勝に貢献した。鋭く、すばやいテクニックでゴールを狙う。今大会、注目の27歳である。


右からショーグラン、シェリン、ゲランソン。スウェーデンのメディア・ガイド・ブックから。



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