サッカー日誌 / 2011年07月07日


大会取材の日本のマスコミ


女子ワールドカップ観戦日誌(11)

7月4日(月)試合なし

★ブラジル取材の日本記者は3人
 ヴォルフスブルクでブラジルの試合を見た後、1泊して翌日の朝、根拠地にしているフランクフルトに戻った。開幕から9日目、グループリーグの2巡目が終わったところで、この日、初めて試合がない。
 ヴォルフスブルクの記者席にいた日本人は3人だけだった。そのうちの1人は、ベルリン在住の女性で日本の新聞や雑誌の通信員をしているとのことだった。もう一人はフリーランスの白髭隆幸さんである。白髭さんは日本では主として高校サッカーを取材している。
 日本から、中継のテレビ局を除いて十数人の取材陣が来ているのだが、ほとんどは、日本チームにくっついている。日本チームは次の試合のあるアウグスブルクへ移動しているので、みな、そちらへ行って、試合前日の公開練習や記者会見を取材している。
というわけで、日本に関係ない試合を取材する記者は少ない。

★女子サッカー専門のライター
 日本の取材陣のなかで、大手のマスコミは共同、時事の2通信社と読売、それにグループリーグの途中から加わった朝日である。朝日は女子のワールドカップを重視していなかったのだが、読売が特派員を送り、思ったより大きく扱ったので、あわてて追加申請して特派員を出したのではないかと、口さがない連中の憶測である。
 残りの記者たちは、大半がフリーランスのライターである。多くは女子サッカーを専門に取材している人たちのようで、日本で男子の代表の試合やJリーグの記者席では見かけない顔も多い。
 古い仲間のフリーランスのサッカーライターは「女子サッカーでは原稿が売れないからな」と日本でJリーグの取材をしている。女子サッカー専門の若いライターの原稿が売れて、ビジネスが成り立っているのかと、ちょっと心配である。

★取材陣のなかで最高齢
 大手のマスコミが、日本チームにくっついて報道するのは、読者が「なでしこ」の活躍ぶりの記事を求めているのだから当然である。
 フリーランスの記者の場合も、原稿を売るためには「なでしこ」中心に取材することになるだろう。でも、みんなで「なでしこ」に群がるよりも、一人か二人は、世界の女子サッカー全体に広く目を向けてはどうだろうか、と無責任なことを考えた。でも、多くはライターであると同時に「なでしこ」のファンでもあるようだから、やはり「なでしこ」に密着取材したいのかもしれない。
 ところで、ぼくは今回の各国の取材陣の中で最高齢らしい。イギリス人の記者が「男子のワールドカップを11回も取材して、79歳になって女子のワールドカップも初めて取材するとはすごい。勲章をあげたい」と記者席で写真をとってくれた。


大会取材の日本の報道陣。アウグスブルク競技場のメディアセンターで。


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