サッカー日誌 / 2014年06月16日


ブラジルのスポーツ政策は?


ブラジル・ワールドカップ旅日誌(3)
6月9日(火) サンパウロ

高橋祐幸さんの手厳しい意見

★W杯と五輪を誘致した狙いは?
 高級マンションが立ち並ぶサンパウロのビジネス街近くのホテルに滞在。ブラジルの国旗を窓やベランダに掲げたところが、いくつかある程度で、ワールドカップ開催前夜らしい雰囲気はほとんどない。
 このホームページに「ブラジル便り」を寄稿してくださっている高橋祐幸さんが訪ねて来られて東洋人街のリベルタドージの寿司屋で昼食をご馳走になりながらブラジル事情を伺った。
 ブラジルは、ワールドカップに続いて2016年にリオデジャネイロでオリンピックを開催する。
 ブラジルが世界の大きなスポーツ大会を続けて誘致した狙いは何だろうか?
 ブラジル政府のスポーツ政策とどういう関係があるのだろうか?
 そういうことを質問してみた。

★すべては政治家の利権のため
 高橋さんの意見は手厳しかった。
 「いまのブラジル政府にスポーツ政策なんかないよ。すべては政治家の利権のためだよ」
 ブラジルでは、1995年に労働者層を基盤とする左翼の社会民主党から大統領が出ている。最初のカルドーゾ大統領は極端なインフレを終息させ、次のルーラ大統領もまずまずだったが、2010年に就任した現在のジウマ大統領のもとでは、再び経済は悪化に向かっている。そのため、拡大した都市部中間層の不満が拡大している。
 ワールドカップとオリンピックの開催を主導したのは、現在のジウマ大統領である。
 「彼女に政策なんかない。ワールドカップもオリンピックも、公共工事で予算を使いリベートを懐に入れるためだ」
 すべては利権と汚職だという見方だった。


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