サッカー日誌 / 2016年07月27日


リオ五輪への日本代表(上)


オーバーエージ枠の問題点

東京新聞フォーラム
(6月11日、サッカーミュージアム)
(6月25日付け。朝刊掲載)
日本サッカー協会
 オーバーエージを加えると発表(6月14日)
 男子代表18人を発表(7月1日)

★守りに2人、攻めに1人
 リオデジャネイロ・オリンピック・サッカーの男子日本代表選手18人が、7月1日に発表された。
 サッカーのオリンピック代表は23歳未満(U-23)である。ただし、24歳以上の選手を3人まで加えることができる。
 この「オーバーエージ枠」を手倉森誠監督は、フルに使って3人を加えた。
 守りの藤春広輝(27)(ガンバ大阪)と塩谷司(27)(広島)と攻めの興絽慎三(29)(浦和)である。
 若いチームの弱点を補強するための3人である。
 「オーバーエージ枠」を使うのがいいか、どうか?
 これには、いろいろな考えがある。
 ぼくは「枠を使って補強すべきだ」という考えである。
 出場する以上は、ベストのメンバーでチームを編成して、勝ちに行くべきである。

★一般論として
 リオ五輪代表が発表される前に、東京で東京新聞(中日新聞)主催のフォーラムがあり、リオデジャネイロ・オリンピックのサッカーが取り上げられた。
 ぼく(牛木)がコーディネーターを勤めたのだが、これが、いささか、やりにくかった。
 というのは、シンポジウムの時点では、リオ五輪サッカー代表に「オーバーエージを加えるかどうか」は重要なテーマだった。
 日本サッカー協会は、シンポジウムの3日後の6月14日に方針を決める予定になっていた。
 このシンポジウムの記録が新聞に掲載されるのは、そのあとの6月25日付けだった。
協会の方針が決まったあとで「リオ五輪でオーバーエージを使うべきかどうか」の意見を、紙面に掲載しても意味はない。
 しかし、リオ五輪を離れ、一般論として、ジュニア(U-23)のチームに、オーバーエージを加えるのがいいかどうかを議論することはできる。

★いくつかのポイント
 そういう趣旨で、東京新聞フォーラムでも「オーバーエージ枠」の問題も取り上げた。
 日本サッカー協会技術委員長の西野朗さんが、パネリストとして参加していたのだが、協会としては未発表の事項なので、立場上、明確な発言はしてもらえなかった。
 それでも、いくつかのポイントが明らかになった。
 一つは「オリンピックに出場する以上は、メダルを目指して、最強メンバーを編成すべきだ」という考えである。
 これは、手倉森監督の立場であり、ぼくも、同じ意見である。
 別の意見もある。
 リオへのアジア予選を勝ち抜いてきたチームを崩すべきではない、という考えである。
 あるいは、オリンピックは、将来のために若手が国際試合の経験を積む機会だから、若いチームで出場すべきだという意見である。


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