Sarajevo

歴史に学ぶ。
平和と叫んでも、平和にならない。なぜ-。

日本人は、人権の意識が薄く、見て見ぬふりをする。

2005年03月10日 | 東アジア
中国の反国家分裂法について。

民主主義は、違う意見を発言し、述べたりすることは自由である。
ただし、武力・テロ行為で、政権を奪うことは禁じている。
政権を取るには、新党を作って、選挙で勝つこと。
勝つには、住民の指示を受けないと当選できない。

台湾は独立国家だし、まがりなりにも民主主義国家である。
従って、自由に自分の意見が発言できる。
台湾の現政権が、選挙前、公約の一つとして、
台湾は我が道を行くと言った。
それに対して、台湾住人は指示し、当選した。

中国は、その意見を非難し、非平和的方法や他の必要措置で解決するという法律まで作った。
その法律は悪法。

悪法として定義した理由は、国境を越えて、台湾まで適用させようとしている。
日本で作った法律を他国に押し付け、守らないと戦争するぞと脅しているような
ものである。

ここで、USAの対、北朝鮮に対して、「独裁終息民主化促進法」は、どうかという問題がある。
これは反国家分裂法とは、あきらかに違う。
北朝鮮では、人権が失われて、北朝鮮労働党+金王朝に対して、楯突こうものなら、
強制収容所送り、または即刻死刑である。

人権は国境を越えるのである。
人権は、世界共通の常識となりつつある。
人権は、憲法+法律よりも、上にある。

法律(悪法)で、この人種は奴隷と定めたとしよう。
その法律で、この人種が奴隷で苦しめられていたら、誰が助けるのか。
北朝鮮に対して、「人権無視をやめて」と言っても、北朝鮮は内政干渉と言って、
はね付ける。
それでは、その独裁政権が続く限り、北朝鮮の人民は、いとも簡単に死刑と体罰をくらう。

もし、子供が虐待を受け、泣き叫んでいたとしよう。
近所の住人は、「そんなこと、しなさんな」と言ったとしよう。
子供の両親は、「俺の子供だから、なにしてもいい。あんたには関係ない」と言ったら、
引き上げるしかない。

これを解決する方法として、国連は、子供の人権に対しての法律を作った。
過度の体罰に対して、自宅内に入り、子供を救い出すことができのだ。

まさに北朝鮮の住人は、金王朝に虐げられている。
その証拠として、亡命が相次いでいる。

誰かが、助ける必要がある。
日本人は、人権の意識が薄く、見て見ぬふりをする。


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