松風本家 正観寺丸宝 職人が伝統を守る  日本一うすい和菓子  http://shokanji-maruho.com/

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ホタルが出たる

2008-05-27 01:40:26 | お知らせ

我が家の前には

  加藤清正の作った築地井出が流れています。 

私が小学生の頃までは、

入口に橋が架かって風情があったのを覚えています。

現在は歩道の部分もあり

今思うとなんとももったいないことです。

 

この通り能運(よしゆき)通り

言われておりまして

*菊池一族第22代当主菊池能運のお墓がこの通りに残っているのです。

 

京都で言うと哲学の道とでもいいましょうか、

四季折々風情のある

地元の人たちに愛される散歩道であります。

 

我が家から500mは続くこの道

奥の方はまだ今でも

清正の築地井出は残っており

歴史を感じます。

 

今頃この井出に夜になると

ホタルが飛び交うんです。

 

今日歩いて確かめに行きました

 

いつもよりたくさん見られ

とても幻想的でした

 

確かホタルは梅雨に入ると

いなくなってた記憶があります

 

もうすぐ梅雨に入ります

あとわずか

ホタルは懸命に光ってます

 

しつこいですけど、

松風本舗はその手前にありますから

 

 

 


5月16日金曜日テレビ出演

2008-05-09 23:49:29 | お知らせ

菊池市には現在15件のお菓子屋さんが残っている。


菊池の町並みを歩いて古い歴史を感じていただく

一つのきっかけとして、最近お菓子屋めぐりが取り上げられている。

その取材が今日、正観寺丸宝に来ました。

KABテレビの夕方放映される

ふるさと情報便という番組である。

父が今日は留守だったので、なんと

私が生まれて初めてテレビに出演いたしました。

インタビューの内容は松風の歴史や、由来。

本番ではなんと3回のNGを出し、

ようやく終了いたしました。

なんとも情けない思いでした。

 


松風は昔からこの菊池に残っているお菓子で、

京都にも松風というカステラのような

和菓子があるんですが、

それが全国に伝わって、様々な松風が残っています。

 


菊池ではどこよりも洗練され、

日本一薄く焼かれているのが特徴なのです。


松風って

どうしてそういう名前がつけられているかご存知でしょうか?

 

表にけしのみを振り、焼きあげ

裏をみると何もない様子が裏さみしいので、

裏さみしい松風の音とかけて名づけられたと言われる

とても風流なお菓子なのです。

 

 


これからも菊池の文化の高さが感じられます。

菊池ってすごい昔は栄えていたんだろうなと

古都の栄華を想像しながら毎日焼き続けています。


これからも続く限り頑張っていこうと思っています。


今日は家業のお話をいたしました。

皆さんテレビは決して一人では見ないでください。