脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

跡継ぎの苦悩

2016年09月19日 | 三代目は見た
知人のタイル屋さん(以下Sさん)の話。
親父さんが興した家業で、ピーク時は4~5人の職人を抱えて羽振りも良かったそうです。
が、ユニットバスの普及、トイレも乾式が主流になり、タイルの仕事も激減。
今は親父さんは開店休業状態で、売り上げは実質Sさん一人分しかありません。

ですが、親父さんは社長のまま君臨していて、母親(社長の奥様)が経理全般を掌握しています。
Sさんは、自分で稼いだ売り上げを社長に渡し、そこから給料を得ているという事。
要するに、自身の稼ぎを100%受け取る事ができないという事。

こういう職人さん、けっこう多いと思います。
見習い期間に「お世話になった」と考えれば、いきなり「自分の稼ぎを100%寄越せ」とは言えませんよね。
社長(親方)と自分の仕事量が50/50だとしても、収入は60/40とか、差がついて当然だと思います。

問題は社長の仕事量がほぼゼロになった時。今回のSさんのケースです。

ちなみに私の場合は、親方と私は完全別会計なので、親方の仕事がゼロであれば、そのまま収入はゼロです。
私から親方には作業場を使わせてもらっている賃料を払っていますが、売り上げには関係なく固定費です。
これは「親方が譲歩してくれたルール」だと思います。

Sさんの場合、ほぼ私と同じ環境だと思いますが、収入は「全体の4割程度」だそうです。
6割は社長&母親(経理)が受け取るそうです。
Sさん一人分しか売り上げがありませんから、Sさんの手取りはかなり少ないという事です。

社長&母親は「誰のおかげで仕事がもらえていると思っているんだ」という考え。
社長の実績があるから跡継ぎとして食べていける。だから文句を言うなという事みたいです。

ここまでが1年ほど前の話。続きます。
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