１０月１６、１７日の２日間、北海道で牧場訪問してきました。
まずはブリーダーズＳＳさんへ。
駐車場で車を見つけるとすぐにスタッフさんが来て
誘導してくれました。
繋養馬のリストをもらい、見学の注意事項を説明を受け
放牧地へ。
一番のお目当てはステイゴールドです。
放牧地の奥のほうにいたステイゴールド「様」
ゆっくりと少しずつこちらへ近づいてきてくれました。
現役時代のイメージとずいぶん違う穏やかな感じで
ちょっと拍子抜けしましたが、
彼ももう１５歳になるんですね・・・・
食べちゃ出し、飲んじゃ出しの大サービスショットを
撮らせてくれましたが、代謝がいいってことなのでしょうか。
食べても食べてもそんなに大きくならないそうです。
比べて、こちらはず～～いぶんと大きくなった
グラスワンダー。
まさしく天高く馬肥ゆる・・・の図ですね。
秋の陽差しを浴びて栗毛の馬体がきれいでした
そしてブラックタイド。
「なんかもう、弟が凄すぎちゃってさぁ・・・」
というボヤキが聞こえてきそうでしたが
真っ黒な馬体に流星がかっこよかったですよ。
産駒対決、楽しみにしてます。
がんばれ！！
こちらはブラックホーク。
引退レースとなってしまいましたが、
２００１年の安田記念は鮮明な記憶として残っています。
鹿毛なのに「ブラックホーク」とはこれいかに？
なかなか顔を上げてくれませんでしたが、
た～くさん食べて精つけてね。
そしてラスカルスズカです。
ここでは３人ぐらいの女性がずっと熱心に写真を
撮ったり話しかけたりされていました。
時々ふっと頭を上げて遠くを見つめるしぐさをして
いましたが、
いつもコメントを下さるらすかるさんによると
現役時代からこんな感じでマイペースだとか。
だけど変わらずにいられるというのは
きっといいことなんでしょう。
サイレントディールです。
お姉ちゃんのファンだったので
もちろん彼も応援していました。
９歳まで本当によくがんばって走ったね。
ここで会えて本当によかった。
君の子供達がターフを駆け抜ける日を待っています。
好奇心旺盛に寄ってきてくれたのは
スウィフトカレント。
彼も今年からここで種牡馬として新しい生活を
始めていました。
時々他の馬を気にして走り出したり、ちょっと騒いだり。
まだ現役時代を思い出すのでしょうか？
早く新しいおうちに慣れるといいですね。
以上、ブリーダーズＳＳの男の子達でした。
次はイグレットフォスターペアレントの会さんで
里親の一人として支援しているハリマブライトのふるさと、
静内坂本牧場さんへ。
以前こちらでもご紹介したマイネルスティングと
１年ぶりの再会を果たしてきました。
１年前と同じように、名前を呼ぶと走ってきてくれる
スティング。
元気そうで本当によかった！
首に巻いているのは、さく癖防止ベルトだそうです。
この時は、にんじん食べるのに一生懸命で
ぐいっぽは出ませんでしたよ。
早く取ってもらえるようになるといいですね。
マイネルスティングの会さんでは引き続き
彼を支援してくれる会員さんを募集中です。
そして翌日、浦河の三嶋牧場さんへ
２０００年の桜花賞馬チアズグレイスを訪ねました。
現役時代から体重を絞るのに苦労していた
グレースさん。
立派な立派なおかーさんになっていました。
ただ今、メイショウサムソンの仔を受胎中です。
後ろにくっついているのはお父さんが同じカパルアベイ。
とても仲良しだそうで、グルーミングしあっていました。
もう一頭、会いたかったのがテネシーガール。
引退後は栄進牧場さんで繁殖生活を送っていましたが、
一時アメリカへ渡り、
おなかの中のMedallia d'Oroの牝馬ちゃんと一緒に帰国。
今はここ三嶋牧場さんで暮らしているのです。
グレースさんとは少し離れた厩舎にいるということで
スタッフさんが案内してくれました。
この日はお天気が今ひとつだったのに
どうですか？この見事な栗毛
だけどちょっとうつむきがちなテネシーさん・・・・
実は蹄を痛めてしまったそうで、
繁殖のお仕事もお休み中なんだとか。
ちょっと歩くだけでもとても辛そうな感じでした。
でも食欲もあるし、他はいたって元気！だそうです。
早く良くなってくださいね。
そして最後に浦河優駿ビレッジAERUへ。
一頭だけ別の放牧地を独り占めしている
ヒシマサルさん。
まったく動かないのでちょっと心配しましたが
前髪についている葉っぱはどこかで遊んできた証拠？
そして二冠馬サニーブライアン。
ご覧の通り、朝から食欲モリモリ。
画像ではちょっとわかりにくいですが、
たてがみを三つ編みにしてもらっていました
ダイユウサク（手前）とニッポーテイオー（奥）
のツーショット。
合わせてオン年５０歳だけどま～だまだ食欲旺盛。
昨年来た時もこの２頭は近くにいたような気がします。
仲良しさん、ずっと一緒に長生きしてくださいね。
そして最後になりましたが、ウイニングチケット。
彼も昨年と同じく一頭だけ少し離れていました。
「叱るといじけるから可愛がってと言われている」と
競走馬のふるさと案内所さんのサイトに書いてありましたが、
たてがみを短くモヒカン風にカットしてもらっったりして
なんだかとっても幸せそうでした。
他にも会いたい馬はたく～さんいましたが、
時間の都合上、これにて終わりです。
みんな元気でね。
また会いに行きま～す
お馬さんＡ，Ｂ：は～い、ばいば～い
お馬さんＣ，Ｄ：あの人、だれ？
がんばったお馬さんたちを応援したい！
たくさんの人に見てほしいから・・・
ポチッとおひとつ、応援よろしくお願いします。
ラスカルスズカの写真とコメントをありがとうございます!
ステイゴールドにもお会いになれて良かったですね!
折角なので今回は、私のHNの由来、そしてラスカルス
ズカに
寄せる思いを簡単にお話します。
メジロマックイーンの菊花賞の頃から競馬をやっている
私がなぜ「らすかる」なのか？と思われるかも知れませんが、
それには理由があります。
一つはネットを始めた頃応援していた馬がラスカルスズカ
だったこと。
そしてもう一つは、「なぜラスカルを応援していたのか？」
ということにも関わってきます。
当時私はそれまでしていた仕事を病気で辞めなければ
ならなくなりました。
おまけに失恋まで経験して…。
そんな時、菊花賞にサイレンススズカの弟が出走すると
聞きました。
サイレンススズカと言えば「悲運の馬」。でも、
ラスカルはその巨大な幻影に惑わされず、懸命に
菊花賞を走り抜きました。
そして『馬なり1ハロン劇場』にも彼が自立した、1頭の
競走馬として描かれているのを知り、ますます愛着が
深くなったのです。
そして屈腱炎との長い闘い。私は自分とこの馬の
境遇を重ね合わせていました。
そんな訳で現在に至っております。
重賞は一つも勝てず、彼を知らない世代のファンから見れば
一介のマイナー種牡馬に過ぎないのでしょうが、
彼はサイレンススズカに寄せた思いを大切にしている
人や、私のような「はぐれ者」の夢を乗せて、生きて
いるのです。
幸い、愛情あるオーナーに恵まれて、種牡馬としては
最高の境遇にあるラスカルスズカ。きっといい仔を
出してくれると信じていますし、そうでなくても
彼は最高の「友達」です。
「はぐれ者」としてはオースミロッチ辺りも懐かしく
思い出しますが。
最後に、グラスワンダーを見てテンポイントに逢いたく
なってしまったのは変でしょうか？
では、失礼します。
HNの由来を教えていただき、ありがとうございます。
好きだった馬の名前をHNにしている方はその馬にそれぞれ
思い入れがあるのですね。
私にとっては、たくさんいる好きな馬の中でも
今回会えたグレースさんとテネシーガールに
（馬券はさておいても）たくさんのパワーをもらった
思い出があります。
テネシーガールの痛々しい姿には胸が詰まる思いでしたが
きっと良くなってまた元気にいい仔を産んでくれると
信じて待っています。
グラスからテンポイントを思い浮かべられたのは
きれいな鹿毛からでしょうか？
ブリーダーズＳＳさんにはイーベルツェーンという馬がいました。
あまり名前に聞き覚えがなかったのですが、調べてみたら
母がイチワカ！
コントライトとワカクモの仔です。
もう２６歳になるのですが、こんなところでテンポイントの甥に
会えるとは・・・
らすかるさんがテンポイントを思い浮かべられたのも
もしかしたら何か感じるものがあったのかもしれません。
いつか機会がありましたら彼にも会いに行ってあげてください。
何度も何度も、私ばかり申し訳ありません。
イーベルツェーン、種牡馬になっているということ
だけは知っていましたが、BSSさんにいるというのは
初めて知りました。
ラスカルスズカやサッカーボーイ（現在は移動）
達にばかり気を取られて気がつきませんでした。
ご教示ありがとうございます。
ひょっとしたら、これは運命の符合かも？
元気なうちに、きっと会いに行きます。
それから、
＞きれいな鹿毛からでしょうか？
は、「栗毛」のことですね。
テネシーガールも本当にきれいな栗毛で、もったいない。
芦毛の馬も好きなのですが、栗毛には、また特別な
感情を持つのです。
ぼぼぼさんは、テンポイントのお墓参りに行かれたことは
ありますか？
明日の夜は高校時代の恩師に会いに、とある城下町まで
行って来ます！
失礼しました。
鹿毛×→栗毛○でしたね。すみません。
風邪でぼーっとしていたのかもしれないとはいえお恥ずかしい
イーベルツェーンはご高齢とは思えないほど元気そうでしたよ。
見学する人が少ないようでなんだか寂しそうでしたので
ぜひ会いに行ってあげてくださいね。
栗毛、芦毛、黒鹿毛、白毛、どんな毛色でもみんなきれいですよね。
今の季節は陽が低くなっているので光を反射して
なおさらきれいに見えます。
テンポイントのお墓には行ったことがありませんが
フジヤマケンザンにも会いたいので、
また時間を作って訪ねたいと思います。
憶えていただいていたら幸いなのですが・・・。
コメントさせていただくのはほぼ一年ぶりなのですが、大好きなステイゴールドの近況報告に感激しまして、また書かせていただこうと思った次第です。
ステイゴールドももう15歳なんですね。
元気そうで何よりです。
実は自身もここ最近牧場めぐりが出来たらいいのになぁ・・・とふと考えていたのですが、現実的には全くの牧場めぐり初心者・時間的制約など色々と厳しく、夢のまた夢だと感じていました。
しかし、タイムリーなことにぼぼぼ様の報告を拝見することが出来ましたので、間接的ではありますが、多くのウマに接することが出来て凄く嬉しかったです。
ありがとうございました！
いつかきっと牧場めぐりはしたいと思っていますので、プランの立て方や、テクニック等々色々とご教授願えたら幸いです。
明日は菊花賞ですが、すべてのレースが無事に終わってくれることを祈りつつ、このあたりで失礼致します。
お返事が遅くなってすみません。
同じステイゴールドファンの方からのコメント
とっても嬉しく読ませていただきました。
ありがとうございます！
スケさんは大阪にお住まいでしたよね？
昨日の菊花賞は京都競馬場で観戦されたのでしょうか。
応援していたナカヤマフェスタは残念な結果でしたが
出走馬の父母の名前を見ていると全頭応援したくなって
困っちゃいます(笑)
牧場見学には、できれば毎年でも行きたいところなので
なかなか時間を作るのも難しくて
好きな馬達がだんだんと高齢になってくると
会っておきたいという気持ちがますます募ります。
「元気だったんだね」というのももちろんですが
意外なところで「生きてたんだぁ！」という場合もあったりして・・・
見学には時間等の制約もありますのでプランを立てるのも大変ですが
ぜひ訪ねてあげてくださいね。
これからもよろしくお願いします。
本日のJRA発表でルション号の死去が伝えられましたが、文字通りの大往生でしたね。
実際のところ、個人的にはゲームの中の馬という感覚の方が強いのですが・・・。
まずは長い間お疲れ様でした、ですね。
菊花賞は生憎テレビ観戦でしたが、出馬表だけでも楽しめました。
牝馬で頑張ったポルカマズルカの勝ち鞍：阿寒湖特別に反応してしまったり、など（笑）
来週は遂に天皇賞ですね！
熱戦と無事を祈りつつ観戦しようと思います。
まとまりのない文章と過去レポートへのコメント失礼致しました。
これからもよろしくお願いします！
エルプス、イブキマイカグラ、メジロティターン、カツラノハイセイコ
そしてルション・・・と、ここのところ寂しいニュースが続きますね。
それぞれにいろいろな思い出や偉大な子供達を遺してくれた
彼らに心からの敬意を表しつつ、その魂が安らかであれと祈ります。
ポルカマズルカ！実は私、応援馬券を買っていたんです。
結果はさておいて「牝馬ながらよく頑張ったね！」と褒めてあげたいです。
天皇賞もまた悩ましいですね。
馬券はやっぱりドリームジャーニーでしょうか。
応援の気持ちを込めて！先日撮ってきたステイの動画を
ニコニコ動画にアップしてありますので、よろしければ
覗いてやってください。
→http://www.nicovideo.jp/watch/sm8621259
スケさんが前回書かれていたように、まずは全馬無事にゴールできますように。
みんな
菊花賞、皆さんそれぞれに楽しまれていたようで
何よりです。
私もポルカマズルカ、買っていました。
テレビでも何度も「あの馬」以来14年ぶり、と
言われていましたので、にやけておりました。
「紅一点の快感」を彼女は味わったのでしょうか？
因みに本命はリーチザクラウンでして、スリーロールスは
ヒモ程度に買っていましたが、「スズカ」絡みの馬が
勝ってくれて、馬券のことはどうでも良くなりました。
さて今週は秋の天皇賞。ファンとしては胸のチクチクする
「11月1日」です。
私はウオッカを応援しますが、どの馬にも11年前の
ようなことがないよう、心から祈ります。
ルションといえば、ウオッカのおじいさんですが、
産駒としてはマイネルブリッジを思い出します。
NHK杯でマイネルガーベと仲良くワンツー。
マイネルノルデンは…、何着でしたっけ？（笑）
冥福を祈ります。
失礼しました。
菊花賞は残念でした。
思い出に繋がるキーワード、人それぞれで面白いですね。
私もポルカマズルカを久々の菊花賞挑戦牝馬ということで
応援していましたが、勝負服だけでなく、スケさんの言われるように
目黒記念までステイの「主な勝ち鞍」だった「阿寒湖特別」に
何かが反応していたのかもしれません(笑)
でも天皇賞・秋で思い浮かべるのはやはり悲しい出来事です。
日経新春杯然り、宝塚記念然り・・・
11.1はどうしても消せない記憶ですが
秋の陽に輝いていたあのスズカの姿は忘れずにいたいと思います。
感傷的になってすみません。
天皇賞・秋、楽しみましょう！！