My Little Southern-Cross

藤田伸二騎手をおっかけるおやじのブログ。大相撲開催時期には「相撲部」のみなさんが集まります。

前日の閲覧数
32PV
+SHARE
Twitter Facebook RSS

ナラタージュ。

最近、今までまったく触れることのなかったジャンルの小説を
読んでみました。


島本理生『ナラタージュ』


4年ほど前にかなりのヒットとなった恋愛小説です。
私はこの作品も著者のことも、つい最近新聞の書評欄で初めて
知りましたが(苦笑)

新聞を読んでちょっと気になったので、たまにはこういった
ジャンルもいいだろうと早速本屋に行って購入。いきなり冒頭で
ぐっときてしまい、一気に最後まで読んでしまいました。

相当売れた本なのでいろんなところで書評が出ており、世に出て
からかなりの時間が経過しているので今更感想を書くことには
ちょっと抵抗がありますが、私なりの感想をちょっとだけ。

最後まで読み終わったあと、すぐに冒頭を読み直したい!と
いう感覚になりました。冒頭を読むだけでもぐっときたのに、
最後まで読むと冒頭部分の意味がはっきりと理解できる。
こういう何度も読み返したくなる小説にはなかなか出会えない
だけに、かなり味わい深いものがあります。

内容については詳しく書きませんが、私がいちばん気に入った
のは主人公のクールさ。それこそ身も心も燃えるような恋を
しているわけですが、常にそういった自分を醒めた目で見ている
「もう一人の自分」がいるような感覚で描かれています。
この感覚については私も少なからず自覚している部分があるので
共感できるところが多々あったような気がします。

心の片隅に追いやったはずの記憶がふとしたきっかけで前面に
不意に出てくるラストシーン。そのときに戸惑いながらも再び
奥にしまいこむか、隠そうともせず向き合うか。私ならば苦笑い
とともにあえて触れないようにすると思いますが・・・。

とにかく、結論としてはオススメです。まだ読んでいない方は
ぜひどうぞ☆
ジャンル:
ウェブログ

競馬以外のこと」カテゴリの最新記事