磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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原発と地震-柏崎刈羽「震度7」の警告-

2009年09月01日 | 読書日記など
『原発と地震-柏崎刈羽「震度7」の警告-』
   新潟日報社特別取材班・著/講談社2009年

それにしても、いい加減な部分がある本だ。アメリカなら、こんなのもきちんとしているのだが……。
--腰がひけているとしか思えない……。



表紙の写真、原発は津波におそわれたら、ひとたまりもないといわれていますが、すさまじい写真ですね。

自らの頭で考えてもらいたいものだ。
--地震についても権威だけなんて、それで民主主義ですか? 学問って権威が牛耳るものなんですか?
そんなわけがありませんね……。歴史的資料であっても、役に立つのです。それは今の権威が書いたわけではありませんね。

表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「この場所になぜ建設されたのか 誰のための原発なのか
二○○七年七月十六日、中越沖地震によって東京電力柏崎刈羽原発で動いていた原子炉はすべて止まった。設計時の想定や大幅に上回る激しい揺れに襲われ、広範囲な被害やトラブルが続発。「安全神話」がおおきく揺らいだ。世界最大の原発集積地で起きた非常事態は何を意味するのか。深く検証し、断層が地震国・日本の「原発」を考えたい。」

「神話」ということ自体、嘘という表現だということがわかっていないのですか?
--科学的思考をされているとは思えない。
「神話」をばらまいたマスコミの責任は?

世界最大の原発集積地。--いまだにそうなのか……。

「遅れた情報提供」……毎度のことですね……。

「異例の首相視察」安倍晋三のことが書かれてあった。下「」引用。

「地震は参院選のさなかに起きた。長崎市内の街頭にいた安倍は一報を聞いて演説を切り上げ、被災地に向かった。原発への到着は当日午後五時すぎ。十分程度、状況説明を受けた。」

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これでもマスコミ? それとも、これ一般人が書いたのでしょうか? 下「」引用。

「東電と国や県には、国内だけでなく世界に向けた情報公開と説明責任が求められている。」

「スクープしろよ! 県民や国民、人類の生命がかかってんだぞ!」という人がいても不思議ではない。

「7. 産官学の責任」
--マスコミには責任はないというのか? あきれたものだ……。

「第三章 封印された活断層」

「2. 「突然の寄付金」タイミングに疑念、反発」
--しかし、貰ったのだろう……。あきれたの一言ですね。

「第四章 なぜ未開の砂丘地に」

「原発長者か躍進」

「4. 「電源三法」田中元首相が「生みの親」
--民主党が反原発という人たちがいますが、間違っています。
自民党にも反原発の議員もいます……。

「8. 「一千億円喪失」廃炉試算に地元動揺」、「癒着は思った通りだ」などのタイトルの記事がある……。

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日立GE……。下「」引用。

「「日立GE」は柏崎刈羽原発の設計・製造に携わったメーカーだ。それが地震の影響を解析する実務も仕切っていることを物語る。」

「■被災住民の思い」
--判断国が責任持って。

無理ですね。原発の歴史を学んでほしい。
--隠蔽、事故かくしの彼らがはじめたものです。そもそも、被害予想をごまかして始まった……。
誰も責任は持てない。

チェルノブイリは、幸運にも、あの程度で終わったという。
--しかし、ソ連という国はつぶれた……。

ロシアほどの補償は日本では不可能です。








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